スズメバチはペットボトルトラップで駆除!作り方と仕掛ける時期は?

スズメバチ

初夏のある日、家の庭先で小さいながらもスズメバチの巣が作られているのを発見しました。

中には幼虫もいて、気付かなければもっと大きくなって自分では駆除できないぐらいになっていたかもと考えるだけでゾッとします。

私の家はどうやらスズメバチの通り道のようで毎年スズメバチが姿を現します。

今回は、スズメバチが巣を作る前に駆除するトラップをご紹介します。

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スズメバチはペットボトルトラップで駆除!

家の庭の隅っこに置いてある、使わなくなったステンレスのワゴンで全く気付かなかったのですがスズメバチの巣を発見しました。

スズメバチの巣

スズメバチが入っていないことを確認して殺虫剤をたっぷりかけて自力で駆除しました。

中には幼虫が10匹ぐらいいました。

もっと大きな巣だったら専門業者に駆除を依頼しなければダメだったので小さいうちに発見できて幸いでした。

スズメバチの幼虫

さて、スズメバチの巣は春先から初夏にかけて女王バチが巣作りをするそうです。

ですので、巣を作らせないためには「女王バチ」を駆除しなければなりません。

ただし、スズメバチは凶暴な肉食昆虫ですので不用意に刺激して捕獲しようなんで思ってはいけません。

私は小学生のころアシナガバチの巣に石を投げて思いっきり背中を刺された経験がありハチの怖さは充分身に染みています。

狙われたら逃げ切ることは難しいです。^^;

安全性と手軽さで、簡単にできるペットボトルを使ったトラップ(罠)でスズメバチを駆除することがおすすめです。

構造はいたって単純でスズメバチが好むエサ(誘引剤)をペットボトルに仕込み、木に吊るしておくだけです。

スズメバチトラップの作り方は簡単!

動画ではスズメバチが好きな匂いにつられてペットボトルの中に入っていきますね。

効果てきめんです。

では、スズメバチトラップの作り方をご紹介します。

 

 

スズメバチトラップの材料と作り方

材料

  • ペットボトル(2L)・・・1個
  • ペットボトル(500ml)・・・2個
  • 針金
  • ビニールテープ

道具

  • カッター(ペットボトルをカットします。)
  • 千枚通し(キャップに穴をあけます。)
  • ペンチ(キャップに通した針金を抜けないように曲げます。)

作り方(動画のトラップと同じようなものを作ります。)

  1. 500mlのペットボトルの上から5㎝ぐらいの位置からカットし、漏斗(ジョウゴ)のような形にします。※2個作ります。
  2. 2Lのペットボトルの胴体の「上から10cmぐらいの位置」に縦横1㎝ぐらいの十字の切り込みを入れます。反対側にも切り込みを入れます。
  3. 切り込んだ位置に「1」でカットした500mLのペットボトルの飲み口の部分からねじ込みます。
  4. ねじ込んだ位置にビニールテープで補強します。
  5. 2Lのペットボトルのキャップに千枚通しで穴をあけ、針金を通して抜けないよう曲げます。

誘引剤(おびき寄せるエサになる液体)

  • 「ファンタグレープと焼酎を2:1」で混ぜた液体を底から5~10cmぐらいの深さで入れ蓋を閉めます。
    ※グレープ系の飲料がなぜか効果があるようです。

 

仕掛ける場所は庭木など2メートルぐらいの高さの位置で直射日光が当たらない場所に吊るします。

注意したいのが人が行動する場所から遠ざけて仕掛けてください。

間違って仕掛けに接触したりした場合、仕掛けの外にいるスズメバチを刺激することになります。

スズメバチトラップを仕掛ける時期に注意!

ペットボトルトラップを仕掛ける時期は女王バチが巣作りをする春先~初夏の間だけ設置します。

トラップの目的はスズメバチが巣を作るのを防ぐことにあり、巣作りをする女王バチを捕獲することで付近に巣ができるのを未然に防ぐ効果があります。

ですので巣づくりが終わる6月中旬頃にはトラップは外すようにします。

夏から秋にかけてはエサを探すためにスズメバチの活動が活発になるので周辺にいるスズメバチを呼び寄せることになってしまい逆効果です。

まとめ

スズメバチが家の庭に巣を作らないようにするには早期の対策が必要です。

3月下旬から6月中旬頃まで仕掛けて、それ以降は活発になったスズメバチを呼び寄せないようにトラップを外します。

市販のトラップも売っていますが、まずは自作のペットボトルトラップで駆除を試してみましょう。

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