家の中や庭でカメムシを発見!
そんな時は匂いを出させずに対処したいものですね。
また、カメムシが洗濯物や網戸に卵を産み付けているのを見つけてもすかさず駆除しておきましょう。
- カメムシの臭いを出させない対処法
- カメムシが洗濯物になぜつくか
- カメムシの卵の駆除法
をご案内します。
カメムシの対処法 臭い出さずに駆除するには?
暖かくなり始めた春先から秋口まであの強烈な臭いをまきちらす「カメムシ」対策に苦慮する地域も少なくないと思います。
英語では「stink bug=臭い虫」と呼ぶそうでその臭さは世界で共通の認識のようです。
カメムシは臭いを出すだけでなく、庭の草花や農家の作物を荒らす害虫ですので見つけたらしっかりと駆除をしなければなりませんね。
でも、不用意につかまえると危険を察知して臭い汁を出すので臭いを出さずに駆除する対処法をご案内します。
ポイントはカメムシに“危険を感じさせずに駆除”することです。
ガムテープで駆除
カメムシはそれほど動きが早い昆虫ではないので捕まえること自体は容易にできます。
一番簡単な方法は「ガムテープ」を使います。
カメムシが歩いているのを見つけたら静かにガムテープに誘導して、カメムシがガムテープに乗っかったら畳むようにしてカメムシをガムテープの中に閉じ込めます。
そして、念のためビニール袋に入れて捨てます。
ペットボトルで捕獲
ペットボトルの上半分をカットしたカブトムシトラップと同じ要領で捕獲容器を作ります。
そして、カメムシを見つけたら素早くペットボトルで捕獲します。
カーテンや洗濯物など不安定な場所でも使えるので1つ用意しておけば便利です。
捕獲した後のカメムシは閉じ込めて殺虫剤で処分しています。
カメムシ専用の殺虫剤で駆除
カメムシは刺激を与えて身の危険を感じると臭いを出すので一撃で退治しなければダメです。
住友化学園芸のカメムシ専用殺虫剤「カメムシエアゾール」はジェット噴射で一撃で退治してくれます。
以上のような方法でとにかくカメムシに気付かれる前に退治することがポイントです。
カメムシが洗濯物に付くのはなぜ?
カメムシが洗濯物についていると無性に腹が立つというか悔しいですよね。
せっかくきれいに洗ったのにっ!
そんな時は慌てて手で払ってはいけません。
臭い汁を出されたらそれこそ洗濯物が台無しになってしまいますので、1章でご案内した方法(殺虫剤以外)でまずは駆除してみてください。
カメムシが洗濯物に付きやすい理由として
- カメムシは白いものに寄ってくる習性がある
- カメムシは暖かいところが好き。日光に照らされた洗濯物の温度がカメムシにとっての適温になっている。
- 洗濯洗剤や柔軟剤に含まれる成分(匂い)に寄ってくる
などの理由があげられます。
洗濯物に付いたカメムシを部屋に一緒に入れてしまったり、卵を産み付けられることもありますのでしっかりと対策をしなければ気付かずに家の中でカメムシが増えていた・・・。
なんてことになったら大変です。
しっかり対策しなければなりませんね。
「カメムシいやよ」という洗濯物に吊っておくとカメムシを寄せ付けない商品があります。
効果は直径1メートルの範囲なので物干しざおに2~3個吊っておけばいいので簡単です。
また、カメムシはハーブ(ミント)などの植物の香りが苦手ですので庭や植木鉢にミントなどを植えておくと寄せ付けにくくなる効果も期待できます。
カメムシが網戸に卵を!処理の仕方
カメムシの産卵期は5月~8月の夏場です。
カメムシが洗濯物に付いている姿もよく見ますが、網戸にもしょっちゅうたかっています。
しかも、卵を産み付けることも頻繁にあります。
卵は大体1週間から10日で孵化するので発見したら迅速に処理しなければなりません。
処理の仕方は網戸に付いている場合は
- ヘラなどでこすって取る
などしてまずは網戸からはがします。
洗濯物の場合は網戸よりも取りにくいと思いますので使い捨ての手袋をはめてつまんで取り除きます。
そして、卵に熱湯をかけて念のため踏みつぶしておけば完璧です。
まとめ
カメムシを発見した時の対処法はカメムシに刺激を与えずに臭いを出させないようにします。
- ガムテープで捕獲
- ペットボトルで捕獲
- カメムシ専用殺虫剤で駆除
カメムシが洗濯物に付かないようにするために
- カメムシを寄せ付けない忌避剤を吊っておく
- 近くにハーブやミントを植えておく
カメムシが網戸や洗濯物に卵を産み付けたら
- 取り除いて熱湯をかけて処理
以上のようにカメムシは害虫なので見つけたらできる限り駆除するようにしましょう。
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