ヤモリはどこから入る?家に侵入した時の逃がし方

ヤモリはどこから入る

ヤモリは「家守」「屋守」「守宮」などと書くこともあり文字通り家を守ってくれる縁起のいい動物とされています。

また、ヤモリはゴキブリや蚊、蛾などの害虫をエサにして食べてくれる人間にとっては益獣(益虫?)なんです。

さらに、よく見るとかわいらしい顔をしているので最近はペットとしても人気があります。

でも、急に家の中にいるとさすがにびっくりするので家からは出て行ってほしいものです。

今回は

  • ヤモリの侵入経路
  • 殺さない上手な逃がし方

をご紹介します。

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ヤモリはどこから入る?侵入経路は?

ヤモリの体は薄ぺったく少しの隙間があれば入ってきます。

  • 窓のサッシの隙間
  • 壁の隙間
  • 通風孔
  • 換気扇
  • 室外機のパイプの隙間

など、家にはあらゆるところにヤモリの侵入経路となる隙間があります。

ヤモリは青森より南の本州・四国・九州のほぼ日本全域に生息、陸上生活をするトカゲや蛇と同じ爬虫類です。

春から秋にかけて姿を見せ冬場は越冬のため壁の隙間や物陰などの比較的暖かい場所でじっとしています。

夏の暑い時期は家の中に風を通すために窓を開けることも多くなりますのでちょっとしたスキに入ってくることも考えられます。

ヤモリは夜行性なので蒸し暑い夜に網戸にして夜風と一緒に網戸の隙間からヤモリが侵入しないように注意しましょう。

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ヤモリが家に侵入した時の対処は?

ヤモリを家の中に入ってこさせないようにするには家中の隙間を塞ぐ以外にはなさそうです。

でも現実的に1cmの隙間があればどこからでも家に入ってくるので侵入を防ぐのはかなり難しいです。

では、侵入されたときの対処はどうすればいいのか・・・。

実は我が家では何もせずにほったらかしています・・・。

厳密にいえば虫よけスプレーを部屋の中に「シュッシュッ」とすることぐらいしかできません。

その理由はヤモリの目的である害虫を駆除すれば自然にヤモリは出て行ってくれるはずだからです。

関連情報:虫よけの情報
>>>蚊がいなくなるスプレーは害がある?赤ちゃんやペットへの影響

ヤモリの逃がし方は?

ヤモリは夜行性で虫を捕食する肉食性の爬虫類です。

蛾を捕食する瞬間のヤモリの動画をご覧ください。

動画のようにヤモリは蛾や蚊などの小さい虫を捕食していますので、ヤモリに家から出て行ってもらうにはエサになる虫を駆除すれば自然にいなくなってくれます。

ヤモリが家の中に侵入した時にできることといえば「家の中にいる虫」を退治することが先決です。

小さいゴキブリなどもヤモリの好物なので台所を清潔に保ち、部屋の中で食べこぼしをしないことがゴキブリなどの害虫対策になり結果的にヤモリもいなくなるはずです。

昔は田舎の家で2~3匹のヤモリが窓ガラスに「ペタリ」張り付いている光景をよく見ました。

ちょうど上の動画のような状態です。

部屋の灯りにおびき寄せられてくる蛾などの小さい虫を待ち伏せして食べるためにガラスに張り付いているのです。

部屋の中に獲物がいなければヤモリは獲物が豊富な外に出て行ってくれるでしょう。

まとめ

  • ヤモリの侵入経路は家中の「隙間」から入ってくる
  • ヤモリは虫を捕食している
  • ヤモリは人間にとって害は無く、害虫を捕食するのでむしろ益獣(益虫)
  • ヤモリを家の中から逃がすには家の中の害虫を駆除する

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