永観堂 は京都市左京区永観堂町にある浄土宗西山禅林寺派総本山の寺院です。
正式名を「永観堂禅林寺」と言います。
空海(弘法大師)の弟子・真紹(しんしょう)が建立した寺院で、当時から「秋はもみじの永観堂」として紅葉の名所として知られていました。
永観堂の境内には3000本ものモミジやカエデが植えられているといわれています。
そんな広大な紅葉の名所の特におすすめのスポットやライトアップ情報 をご紹介します。
永観堂の紅葉2018年の見頃時期は?
例年、永観堂の紅葉の見頃時期は11月中旬から12月初旬ごろ です。
また、永観堂では紅葉のライトアップやたくさんの紅葉狩りスポットがあります。
ライトアップの日程とおすすめスポットをご紹介します。
永観堂の紅葉2018年のライトアップの日程と時間は?
永観堂は京都の紅葉ライトアップを最初に実施したパイオニア的存在として知られています。
「秋の寺宝展」開催期間中の夜間は境内のいたるところでライトアップされています。
「秋の寺宝展」では有名な「みかえり阿弥陀如来立像」など多くの寺宝を見ることができますので紅葉とともに歴史を感じることもできます。
拝観時間・・・9:00~17:00(受付終了・16:00)
拝観料・・・一般600円/小中高400円秋季特別拝観
■寺宝展の開催日程
期間・・・2018年11月3日(土)~12月2日(日)
拝観時間・・・9:00~17:00(受付終了・16:00)
拝観料・・・一般1000円/小中高400円
■ライトアップの日程
期間・・・2018年11月3日(土)~12月2日(日)
拝観時間・・・17:30~21:00(受付終了・20:30)
拝観料・・・中学生以上600円/小学生以下無料※昼夜入替制
寺宝展と夜間ライトアップは完全入替制のため連続して見ることができません。
永観堂の紅葉の観賞ポイント
永観堂 放生池(ほうじょういけ)
永観堂の境内の中央に位置する放生池で別名を「鶯池(うぐいすいけ)」と言います。
池の周りは360度紅葉ですのでどこから眺めても池に移りこんだ赤・緑・黄色の木々を楽しむことができます。
また、放生池に架かる極楽橋は人気の撮影スポットです。
池の北側には与謝野晶子の歌碑「秋を三人椎の実なげし鯉やいづこ 池の朝かぜ手と手つめたき」(歌集『みだれ髪』所収)があります。
永観堂 阿弥陀堂
「みかえり阿弥陀」と言われる本尊の阿弥陀如来立像が安置される阿弥陀堂も紅葉が美しいスポットです。
朱塗りの柱に極彩色で描かれた絵が紅葉の美しさを際立たせています。
特にライトアップ期間にしか見られない幻想的な光景はぜひ見ておきたいスポットです。
永観堂 多宝塔
1928年に建立された永観堂多宝塔は上部は円形、下部は方形になっている二重塔です。昼間は塔に登って拝観することができますが、夜のライトアップ時間にはのぼることができないので紅葉の奥にそびえ立つ姿を楽しんでください。
岩垣紅葉(岩垣もみじ)
御影堂の裏の急な斜面に生えている「岩垣紅葉」も趣があり人気の高いスポットです。
岩垣紅葉の名前は平安時代の文人、藤原関雄(ふじわらのせきお)が
「奥山の岩垣紅葉散りぬべし照る日の光みる時なくて」
と詠んだことに由来しています。
永観堂のアクセス方法と駐車場情報
永観堂への電車、バスでのアクセス
JR京都駅から市バス5系統で「南禅寺永観堂道」下車、徒歩3分
JR京都駅から市バス100系統で「東天王町」下車、徒歩8分
地下鉄烏丸線「京都」から、「烏丸御池」にて地下鉄東西線六地蔵方面行き乗り換え、「蹴上」下車、徒歩15分
京阪電車「三条」から市バス5系統で「南禅寺永観堂道」下車、徒歩3分
京阪電車「神宮丸太町」から市バス204、93系統「東天王町」下車、徒歩8分
永観堂への車でのアクセスおよび駐車場情報
永観堂禅林寺
〒606-8445京都府京都市左京区永観堂町48
電話075-761-0007
※永観堂には駐車場はありませんので『岡崎公園駐車場』の利用をおすすめします。
岡崎公園駐車場へのアクセス↓
〒606-8342 京都市左京区岡崎最勝寺町63番地
電話075-761-9617
営業時間・・・7:30~23:00
駐車料金・・・最初の1時間まで500円(以降30分/200円)1日上限料金1,300円(日・祝除く)
最後に、混雑回避におすすめの時間帯
京都でも1,2を争う紅葉の名所「永観堂」
土日祝の混雑は必至の状況ですが昼夜完全入替制ですのが比較的すいているのが
- 昼間は開門直後の9:00~10:00頃。
- 夜間は閉門直前の20:00~21:00頃。または開門前の17:00頃から並ぶ。
がおすすめです。
徒歩圏内の周辺には清水寺や南禅寺もあるので紅葉狩りにおすすめのスポットがたくさんありますよ。
画像:京都フリー写真素材
コメント