2018年4月13日(金)造幣局の桜の通り抜けの夜桜見学に行ってきた様子をご案内します。
2018年の通り抜けは4月11日(水)から17日(火)までの7日間の日程で開催されています。
今年は合計134品種、349本の桜が春の大阪の夜を彩ってくれます。
本来なら人出のピークは週末の14日(土)15日(日)のはずですが今年は土日が雨の予報の為、前倒しで夜桜見学に来る人も多く思った以上の人出となりました。
そういう私も土曜日に行こうと思っていた一人です。^^;
人出が多いといっても歩けないほどではないので、そこも含めて写真付きでレポートします。
造幣局桜の通り抜けの夜桜
今年の通り抜けは車で行きました。
毎年そうですが、造幣局の西側の大阪天満宮方面は10~20台ぐらい駐車できるパーキングがところどころに点在しているので意外とどこか空いているので車を止めるのに困ったことはないです。
今年も気軽に車で出かけて駐車できるまで20分ほどかかりましたがなんとかなりました。
駐車場情報はこのレポートの最後に載せていますので参考にしてください。
写真は天満橋北詰の交差点の様子です。
天満橋(南側)から電車で来た人たちと合流するのでここら辺りから人が増えてきます。
さらに歩くこと5分ほどで南門入り口が見えてきました。
桜の通り抜けはこの南門からの一方通行になり、入り口はこの1か所になります。
人出は多いといえども、特に混雑もなく充分スペースはあります。
本当なら週末なのでもっと人が多いと思っていたけど、桜も散り始め、ピークを過ぎてることもあってか思ったよりも少なめです。
ちなみに、ここから先の造幣局構内は
- 飲食禁止
- 禁煙
- 自転車、バイク乗り入れ禁止
- ペット同伴禁止
ですので注意してください。
さて、この南門を入ったら全長560メートルの桜並木が続く造幣局構内です。
トイレは入り口の2か所と出口の1か所のみです。
また、途中で具合が悪くなったら真ん中ぐらいに非常出口があります。
ゆっくり歩いてざっと30分ぐらいで北門の出口付近まで行けます。
入ってすぐの左手に通り抜けのお土産や通り抜け記念メダル物販コーナーがあります。
今年は全体的に人出が少ないのか全然並んでいませんでした。
2017年は20~30メートルほど並んでいたと記憶しています。
タイミングの問題かもしれませんが・・・。
10年ぐらい前までは通り抜けと言えば淡々と歩きながら桜を観賞するといったイメージでしたが、スマホが普及しだしてからは写真を撮るために立ち止まる人たちで部分的に渋滞が起こります。
写真撮影はOKですが構内での「自撮り棒」と「三脚撮影」は禁止ですので行かれる場合はご注意ください。
入り口の南門を入って10分ほど歩いた左側に「投句所(とうくじょ)」があります。
ここで俳句や川柳を書いて投句用の箱に入れます。
優秀作品には記念品が贈呈され翌年の通り抜けの時に短冊にして桜の木にかけてもらえるんです。
投句所から少し北に歩いたところに「救護所」と「途中お帰り道」があります。
気分が悪くなったり、途中退場の人はここから出ることができます。
下の写真は中門付近です。
普段の日はこの中門は閉鎖されていてここから先は一般は入場できません。
桜の通り抜けの7日間だけ開放されます。
桜の時期だけ南門から北門に通り抜けできるので「桜の通り抜け」なんです。
造幣局桜の通り抜け、2018年の今年の花は大提灯(おおぢょうちん)
2018年の今年の花に選ばれたのはは大提灯(おおぢょうちん)です。
球形の大輪の花が提灯のようにぶら下がって咲くことからネーミングされています。
花は淡紅色を帯びた白色で通り抜けの記念貨幣セットのメダルのデザインにも使用されています。
過去の今年の花はこちらにまとめています>>>造幣局の桜の通り抜け!日程や見どころは?アクセス方法も
今年の花「大提灯」のすぐ北側には朱色の橋の欄干(らんかん)の「めがね橋」があります。
橋の中央がやや膨らんだ形状の為「めがね橋」と呼ばれているそうです。
現在は欄干のみ残されていますが、かつては淀川からめがね橋をくぐり抜けたところが入江になっており、船着き場があったそうです。
明治4年2月に竣工された歴史的な建造物なんです。
めがね橋を渡りきったところに「造幣博物館」が見えてきます。
明治44年に火力発電所として建築された造幣局構内に残る唯一のレンガ造りの西洋風建物です。
現在は「造幣博物館」として通年無料で開館しています。
※桜の通り抜けの期間は閉館していました。
造幣博物館のすぐ北側に「創業当時の正門」がその時のままの姿で残されています。
ウォートルスというイギリスの建築技術者の設計によるもので衛兵の詰め所として使われていました。
平成27年9月9日に国指定の史跡に指定されています。
そのまままっすぐ歩けば北門出口から「南森町」「京橋」への帰り道ですが今回は川沿いの屋台を目指していますので「東(右)」に下りていきます。
造幣局桜の通り抜けの屋台の様子を紹介!
いままでずっと「天満橋駅」方面から歩いてきたので、今度は川沿いを天満橋駅方面へ戻っていきます。
桜の通り抜けの屋台は今まで歩いてきた造幣局の桜並木の道の東側で平行に連なっています。
大川沿いに桜之宮橋から天満橋まで約1キロ近く続いています。
この1キロ続く屋台が「東側(川沿い)」「中央」「西側(造幣局側)」の3列になっているので、大阪のお祭りの中でも屋台の数だけを見れば最大規模ではないでしょうか。
※川崎橋より南に行くと道幅が狭くなり左右の2列になります。
桜の通り抜けの屋台の特徴に写真のような「炭焼き」や「焼き肉」「海鮮の炉端焼き」など一杯飲める屋台が中央に連なっています。
毎年のことですが、時期が4月なのでリクルートスーツを着た新入社員らしき男性、女性の姿も目立っています。
新入社員歓迎会を兼ねてのお花見でしょうね。
もちろん子供向けの屋台もあります。
昔ながらの「射的」「スマートボール」「金魚すくい」「ヨーヨーつり」などもあります。
コットンキャンディーと可愛らしいネーミングの綿菓子をちょっとコワモテ?のおじさんが作っていたのも屋台ならではの光景ですね。
そうこうしているうちに天満橋が見えてきました。
造幣局の南門に入ったのが19:30.
写真の天満橋が見える場所まで来たのが20:30.
ちょうど1時間程歩いた感じですね。
距離にして造幣局の通り抜けが「全長560メートル」
屋台が続く川沿いがおそらく「800メートルぐらい」なので総距離1300~1400メートルぐらいですね。
長すぎず短すぎず、ちょうどいい距離です。
造幣局の桜の通り抜けへのアクセスと駐車場
桜の通り抜けへのアクセスは基本的に電車を利用する方が都合がいいです。
理由は桜の通り抜けは南門から入って北門へ通り抜けるので最終的に車を止めた駐車場が思ったよりも遠くなってしまっています。
でも、今年の私のように帰りは川沿いの屋台を見ながら南側に戻る場合は車で行っても大丈夫です。
【電車でのアクセス】
桜の通り抜けは造幣局の南門からの一方通行です。下記の徒歩時間は南門までのおよその所要時間です。
- 大阪メトロ(旧地下鉄)谷町線・京阪本線「天満橋駅」より徒歩約10分
- JR環状線「桜ノ宮駅」又は「京橋駅」より徒歩約30分
- JR東西線「大阪天満宮駅」より徒歩約20分
- 大阪メトロ(旧地下鉄)谷町線・堺筋線「南森町駅」より徒歩約20分
【周辺駐車場情報】
周辺には5台程度の小規模パーキングから10~20台ぐらいのパーキングがところどころに点在しています。
まとめ
このレポートを書いているのは16日(月)ですが造幣局のホームページで公表されている入場者数が下記のようになっています。
- 4月11日(水曜日) 58,310人
- 4月12日(木曜日) 115,220人
- 4月13日(金曜日) 105,760人
- 4月14日(土曜日) 82,360人
- 4月15日(日曜日) 62,340人
- 4月16日(月曜日) ?人
- 4月17日(火曜日) ?人
- 期間累計 423,990人
2017年が約73万人だったのでかなり少なかったみたいですね。
何と言っても土日の天気が雨予報だった影響は大きかったようですね。
のんびり夫婦やカップルで歩いてさくら観賞するのもおすすめですよ。
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