気軽に行くことができる奈良の蛍のスポットを紹介します。
蛍は清流でしか生息しないので中々見ることが難しくなっていますが、奈良公園周辺から30分足らず車を走らせると、のどかな田園風景が広がります。
映画やテレビドラマでおなじみの剣豪・柳生十兵衛で有名な奈良県奈良市大柳生町にホタルが飛び交うスポットがあります。
大柳生町と言っても広いので
- 蛍が見れる具体的な場所
- 蛍が現れる時期や時間
以上を写真付きでご紹介します。
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奈良の柳生 白砂川でホタルを見る!
柳生といえば人里離れたイメージでかなりの距離があると思いがちですが、観光客でにぎわう奈良公園周辺から車で30分もかからないぐらい気軽に行ける距離なんです。
そんな、意外と近い場所にホタルの名所があるとは嬉しい限りです。
蛍が見れるスポットは大柳生町に流れる白砂川です。
ここ、白砂川では「ゲンジボタル」が生息しています。
ゲンジボタルはきれいな川にしか棲んでいないといいますので白砂川の水は美しい証拠ですね。
白砂川と言っても広いので、目印としては「奈良市消防局東消防署東部分署」を目指していけば、とりあえず蛍が見られる周辺にたどり着くことができます。
白砂川では既に19:00頃からシャッターチャンスを狙ってカメラをスタンバイしている人がいます。
消防署付近でも蛍を見ることができますが街灯が邪魔で見えにくい場合があります。
ですのでおすすめは、消防署から川沿いを北に5分ほど歩いたところに「新開橋」という短めの橋があります。
ここら周辺は灯りも少ないので消防署付近よりたくさん見ることができます。
下の写真は新開橋の上から東消防署の方に向かって撮った写真です。
写真の右の方に階段があって川の近くまで下りていける場所があります。
ここは足場も良いのでおすすめです。
注意したいのは、草むらには「マムシ」がいてたまに遭遇する人もいるみたいなので足元の悪い場所は行かないようにしましょう。
目印の「奈良市消防局東消防署東部分署」の地図を張っておきますのでここを目指して後は歩いて蛍の光を探せばいいですよ。
柳生で蛍が見れる時期
柳生の白砂川近辺でホタルが見られる時期は6月初旬~20日頃までです。
その他、次のような条件の日にはよりたくさんの蛍の光を見ることができそうです。
- 時間・・・20:00~21:00
- 気温、湿度・・・昼間、晴れていた日で蒸し暑い夜。
- 風・・・風の弱い日。風があると蛍の行動が鈍くなります。
- 月明り・・・月明りの弱い曇った日の方が当然蛍の光は見えやすいです。
以上のような条件が重なればかなり期待できるのではないでしょうか?
ホタル観賞のマナー
柳生にかかわらず、蛍を見に行って気になることにマナーが悪い人たちが少なからずいることです。
みんな、蛍の光を楽しみに来ているので次の事には注意したいですね。
- 懐中電灯で辺りを照らす
足元が暗くて歩きにくいのはわかりますが必要以上に辺りを照らす人もいます。
周りの迷惑にもなりますし、肝心の蛍が光に反応して活動が鈍ることも考えられるので「懐中電灯」「カメラのフラッシュ」最近では「スマホの画面のライト」などは気を付けたいところです。
あと、車のヘッドライトや非常点滅等をつけっぱなしにする人もやめてもらいたいです。
- 大きな物音や大声
家族で来ている人に多いパターンですが大声で騒ぎながら走り回る子供を注意しない親。子供が楽しくてはしゃぐのは当然です。親としてそこはちゃんと注意してほしいものです。
以上のことは観賞に来ている人に迷惑になるだけではなくホタルの繁殖行動にも悪影響を与えます。
その場所でのホタルの減少にもつながる恐れがありますので最低限のマナーを守って楽しみましょう。
まとめ
奈良から30分足らずの大柳生白砂川では毎年6月にゲンジボタルが飛び交います。
- 6月初旬~20日頃
- 20:00~21:00
- 蒸し暑い夜
- 風のない夜
- 曇っていて月明りのない暗い夜
この条件が整えばホタル観賞のチャンスです。
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