春と秋のお彼岸では必ずと言っていいほど「おはぎ」をいただきます。
見ていると美味しそうで欲張って多めに買ってしまって結局食べきれない・・・。
そうなると問題は保存方法です。
常温保存ではせいぜい2~3日しか日持ちしないし、冷蔵庫で保存すると硬くてパサパサになって美味しくない。
その弱点をカバーする方法がおはぎの冷凍です。
上手に冷凍すると出来立てと変わらないレベルで食べることができるので本当におすすめです。
- おはぎの冷凍保存の方法
- おはぎの冷凍保存の日持ち
- おはぎの解凍方法
以上を解説写真付きでご案内します。^^
おはぎの冷凍保存の方法は?
おはぎの冷凍保存のコツはできるだけ素早く冷凍することです。
おはぎに限らず食品は急速冷凍した方が解凍後も美味しくいただけます。
今回は「あんこのおはぎ」「きな粉のおはぎ」を冷凍保存しました。
手順はいたってシンプルです
- おはぎを1個ずつラップで包む
- さらに急速冷凍するため「冷凍して冷やしておいたアルミホイル」で包む
- ジップロックの袋にまとめて入れ、冷凍庫に入れる
※アルミトレーがあればより良い
以上で準備OKですよ。
ラップで包むときはできるだけ空気を入れないようにしてください。
個別に包む方がその都度食べたい分だけ解凍できるので便利ですよ。
先に言っておきますが解凍した時に「きな粉のおはぎ」は、きな粉が湿っているのでもう一度上からきな粉をまぶした方が美味しくいただけます。
我が家の冷凍庫は古くて安いやつで急速冷凍機能が恐らくついていないので、より急速冷凍するためにアルミホイルを使いましたが上級機種ならラップだけでも充分OKですよ。
ジップロックも空気を抜いてカサを減らします。
アルミトレーがあればより冷えます。
これで次にいただくまで冷凍庫の中で保存しておきます。
頻繁に開け閉めがあると良くないので、できれば奥の方に保存しましょう。
手前には日々使う食材を置きます。
おはぎの冷凍 日持ちは何日が限界?
冷凍したおはぎの日持ちは1か月ぐらいを目安に食べきるようにしましょう。
ただし、冷凍の仕方を失敗するとさらに1ヶ月どころか、すぐにまずくなるので注意してください。
冷凍保存を失敗すると日持ちはしません!
- ラップに隙間があって「冷凍焼け」を起こす
おはぎ全体をラップで包んだつもりが、部分的に包めていなかった・・・。
こんな場合は、むき出しになっているところの水分がなくなって「冷凍焼け」の状態になります。
パサパサで美味しくいただけません。
- 霜だらけ・・・
冷凍庫の開け閉めを繰り返すような場合は庫内や冷凍おはぎにも霜が付き品質の劣化をまねきます。
おはぎに限らず、霜のついた冷凍食品は美味しくありません。
- 再冷凍した「おはぎ」
一度解凍して再冷凍したおはぎは品質が低下しているので美味しくいただけません。
おはぎの解凍は?レンジと常温と冷蔵庫どれがいい?
冷凍したら上手に解凍しなければせっかくのおはぎが台無しになってしまいます。
解凍方法は
- レンジで解凍
- 常温で解凍
- 冷蔵庫で解凍
3つのパターンが考えられます。
結論としてはどの方法も美味しく解凍できますが
- 熱い「おはぎ」の好き嫌い
- 早く食べたいか、そうでもないか
など、好みの問題だと思います。
おはぎの解凍「電子レンジ」
急いで食べたい場合は電子レンジの解凍モードが一番おすすめです。
ただ、解凍時間の調整がなかなか難しいのが難点です。
レンジで温めすぎるとパサパサになったり熱くなりすぎたり・・・。
また、私は温かいおはぎが苦手なのでレンジでの解凍は好きではありません。
おはぎの解凍「常温で自然解凍」
出来立ての状態に一番近い味と食感が常温での自然解凍のおはぎだと思います。
室温にもよりますが20℃ぐらいの部屋で朝食の時に冷凍庫から出して昼食のころにはちょうどいい具合に解凍されています。
朝食に食べたいときは寝る前に冷凍庫から出しておくと良いと思います。
解凍時間はおはぎの大きさや室温に寄りますので色々試してみてくださいね。
おはぎの解凍「冷蔵庫で低温解凍」
最後に冷蔵庫での低温解凍は「冷凍おせち料理」などで推奨されている方法ですね。
5℃ぐらいの冷蔵庫でゆっくりと解凍する方法で部屋での自然解凍よりも温度が一定なので安定して解凍できるようですが、解凍に時間がかかるのが面倒です。
冷蔵庫で低温解凍し始めた12時間後におはぎを食べたいと思っているかというと・・・気が変わってケーキが食べたくなってるかもしれません。
それから、私は「おはぎ」は常温が美味しいと思っているので冷蔵庫での解凍はあまり好きではありません。
おはぎの解凍方法!電子レンジ、常温、冷蔵庫を比較
以下、解凍方法別の評価を表にしてみました。
かなり独断と偏見が入っているので参考程度に見てください。
おはぎは常温が美味しいと思っているので評価には独断がかなりに入っています。
- 速さ・・・解凍するまでの速さ。私も今すぐ食べたいときはレンジで解凍します。
- 難易度・・・解凍の難しさ。レンジは加減を間違えるとパサパサに・・・。
- 味・・・解凍後の味。常温が好きだから自然解凍に「◎」をつけています。
- 食べたいタイミング・・・食べたい!と思った時の時間のずれ。冷蔵庫で半日も待っていられません。
解凍方法 | 速さ | 難易度 | 味 | 食べたい タイミング |
電子レンジ (解凍モード) |
◎ | △ | △ | ◎ |
自然解凍 (常温) |
〇 | ◎ | ◎ | △ |
低温解凍 (冷蔵庫) |
△ | 〇 | 〇 | × |
温かいのが好きな人、冷たいのが好きな人、半日でも待てる人・・・。
その人の好みがあると思うので、どの解凍方法でも結局は好みの問題ですよ。
まとめ
残ったおはぎの保存方法についてご案内してきました。
やっぱり保存は「冷凍」に限ります。
冷凍方法は
- 個別にラップに包んで
- ジップロックにまとめて入れて
- 冷凍庫で保存
冷凍おはぎの日持ちは
- 約1か月
解凍方法は
- 電子レンジ・・・急いで食べたい人
- 自然解凍(常温)・・・常温のおはぎが好きな人
- 低温解凍(冷蔵庫)・・・冷たいおはぎが好きな人
冷凍方法から解凍方法までご案内しました。
解凍方法は好みが左右しますので好きな方法で試してみてください。
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