タオルやおしぼりがどうしようもなく臭いことありますよね。
そんな臭いをわずか数分で退治する方法が「電子レンジ加熱殺菌」です。
洗って乾燥している時は気にならないけど、顔や手を洗ってそのタオルで拭いた瞬間「臭っ!!」と復活するあの生臭いにおい。
この臭いは洗っても洗っても何回でも復活してくるので最終的に根負けしてゴミ箱にポイする以外なくなってしまいます。
でも、捨てる前にダメもとで
- 臭いタオルを電子レンジでチンして殺菌
を試してみてください。
タオルぐらいの小さなものなら「電子レンジでチン」の消臭方法がお手軽でおススメですよ。
ではレンジで殺菌の手順をご紹介しますので一度試してみてください。
その前に臭いの原因を知っておきましょう。
タオルが生臭い原因は?
タオルのあの何回でも復活してくる臭いの原因は「雑菌」です。
汗を拭いたタオルを湿った状態で放置しておくと、たちまち雑菌の温床となってしまいます。
また、テーブルを拭く「台拭き」も食べかすなどを拭くので放置しておくと雑菌だらけになってしまします。
一度雑菌が繁殖してしまったタオルはちょっとやそっとでは元通りには戻らないので、熱いお湯で漂白剤につけ置きして殺菌したりかなりの手間と時間がかかってしまいます。
以前、洗濯物の生乾きの臭いを消す方法として漂白剤につけ置きして洗濯する方法で大成功しました。
その時の記事がこちらです↓
検証!洗濯物の生乾きの臭いを消す方法は簡単だった!
この方法でゴミ箱行き寸前のTシャツが見事に復活しました。
でも「手間と時間」がかかってしまうんですよね・・・。
- 時間をかけたくない
- 手間をかけたくない
こんな時は「レンジでチン」に限ります。
ではその手順をご紹介します。
タオルを電子レンジで殺菌する方法と手順は?
電子レンジでタオルを殺菌する前に、電子レンジは本来タオルを温める道具ではないので場合によっては燃えて火事になってしまう恐れがあります。
そんなことがないように、正しい方法でタオルをチンしてください。
では、火事にならないタオルを殺菌する方法です。
- 洗濯したタオルを水で濡らします。
- 軽く絞ります。
- 絞った形のタオルをラップで包みます。
- 600wまたは500wで1分~1分30秒レンジでチンします。
- 再度、普通に洗濯すれば臭いはほとんどなくなっています。
※2の絞り具合やタオルの大きさによってレンジでの加熱時間を調整してください。
※ラップはなくてもOKですが、包むと熱がこもってより効果的です。代わりに袋に入れても良いですが、必ず電子レンジ対応の袋を使ってください。
以上で加熱殺菌は終了です。
タオルを電子レンジで殺菌すると燃える?注意点は?
濡らしたタオルを電子レンジで加熱することによって「熱湯消毒」しているのと同じ効果があるので臭いの元を断つことができるのですね。
鍋にお湯を沸かして殺菌するよりも短時間でできるので手軽ですよね。
ただし、この方法はいくつか注意事項があります。
正しく使うと特に問題もなく、燃えたり爆発することはないので安心してください。
実際にやる時は、以下の注意点を守って試してくださいね。
- 化学繊維はレンジでチンしない。綿100%の製品だけレンジ加熱できます。
- 必ず水分を含ませる。
- 加熱後、熱々になっているのでヤケドに注意。
- レンジにタオルを満タンに詰め込まない。故障や火事の原因に・・・。
- 加熱中は念のため目を離さない。
- 熱の影響で少なからず繊維が「ガシガシ、ゴワゴワ」になる恐れがあるので、大切な衣類などはこの方法はおすすめしません。
今回の実験は600w、1分30秒で試しました。
実験なので追加で30秒延長で温めてみましたが湯気が「モワモワッ」と出てきたので慌てて止めました。
油断すると危険なので加熱中は目を離さないようにしてください。
まとめ
この電子レンジで殺菌する方法は、かなりしつこい臭いのタオルは1回では消臭できないものもあります。
2回、3回と繰り返して消臭できることもあります。
そういう意味では、漂白剤を使った方法が消臭効果として
は強いです。↓
検証!洗濯物の生乾きの臭いを消す方法は簡単だった!
でも、手軽さという面では圧倒的にレンジで加熱殺菌する方が「時短+経済的」ですので、まずはこの方法で試してみてはいかがでしょうか?
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