脱酸素剤とは?再利用や復活はできる?捨て方は?

脱酸素剤

食品を酸化から守る「脱酸素剤」ですが

  • そもそも脱酸素剤とは?
  • 脱酸素剤は再利用(復活)できるの?できないの?
  • 脱酸素剤の処分の仕方(捨て方)は?

身近に目にするものですがイマイチ脱酸素剤って何なのかわかりにくいですよね?

そんな疑問をわかりやすく解決しますよ。^^

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脱酸素剤とは?

脱酸素剤とは主に食品を酸化から守り品質の劣化を抑えるためのものです。

ではどうやって酸化を防ぐのか?

脱酸素剤の中身は「鉄の粉(鉄粉)」で「鉄が錆びるときに酸素を吸収する性質」を利用します。

酸素を吸う仕組みは鉄が空気中の酸素と反応して酸化鉄(水酸化第二鉄)になる化学反応なんですね。

同じ原理の物に「使い捨てカイロ」があります。

使い捨てカイロは「鉄が錆びるときに発する熱を活用」したものですが理屈は同じです。

鉄の塊ではなく鉄粉にするのも反応スピードを上げるためなんですよ。

脱酸素剤は食品以外にも

  • 医薬品や化粧品の劣化防止
  • 衣類や寝具の防カビ

等にも使われています。

よく間違えるのが乾燥剤と混同してしまうことです。

  • 乾燥剤は食品を湿気から守るもの
  • 脱酸素剤は食品を酸化から守るもの

ですので乾燥剤と脱酸素剤は目的も成分も全く別ものです。

乾燥剤については乾燥剤を再利用!復活できるものできないもの!種類別の有効活用で詳しく説明していますのでご覧ください。

脱酸素剤の商品名にも色々あります!

脱酸素剤も各メーカーから独自の商品名で発売されています。

  • エージレス(三菱ガス化学)
  • サンソレス(博洋)
  • サンソカット(アイリスファインプロダツク)
  • タモツ(大江化学工業)
  • バイタロン(常盤産業)
  • ワンダーキープ(パウダーテック)

ネーミングはそれぞれですが食品を酸化から守るという基本的な目的はすべて同じものです。

今度見つけた時は商品名にも注目してみると面白いですよ。

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脱酸素剤は再利用できる?

脱酸素剤は「鉄の酸化(錆びること)」という化学反応を利用するので再利用はできません。(錆びた鉄はそれ以上酸素を吸収できません。)

ですので買ってきた食品に入っている脱酸素剤は消費者が開封した時点で役目を終えているんです。

ここが再利用(復活)できる乾燥剤の「シリカゲル」と違うところですね。

シリカゲルは吸収した水分を電子レンジで飛ばしてあげれば乾燥剤として復活します。

これを勘違いして脱酸素剤を電子レンジに入れると

火花がバチバチッ

と飛んで、発火の恐れがあるので間違えてレンジでチンしないようにしてくださいね。

繰り返しますが脱酸素剤は再利用(復活)できません。

また、レンジでチンするのは危険です。

※一部レンジで加熱できる脱酸素剤もありますが見分けが付きにくいので脱酸素剤はチンしないほうが無難です。

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脱酸素剤の捨て方は?

このように脱酸素剤は再利用できないので速やかに捨ててください。

脱酸素剤の中身は「鉄粉」で袋は「プラスチック系」のものが多いので大体は「燃えないゴミ」として処分します。

処分の仕方は市町村によって異なるのでルールに従って処分してくださいね。

 

脱酸素剤の勘違い

脱酸素剤や乾燥剤は「水に濡れると発熱するから生ごみと一緒に捨てると火事の危険がある」と警戒する人がいます。

これも誤解で水に濡れると発熱するのは「生石灰の乾燥剤」です。

脱酸素剤は水に濡れても熱くなることはありません。

脱酸素剤が熱くなるのは酸素と反応している時だけで火事になるほど熱くはなりませんのでご安心を・・・。

 

まとめ

脱酸素剤とは食品のい酸化を防ぐのが目的で湿気は防ぎません。

また、鉄の酸化という化学反応を利用するので再利用(復活)もしません。

捨てるときは主に「燃えないゴミ」として処分する場合が多いですが、各市町村のルールに従って捨ててください。

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