お姉ちゃんが3歳で弟が産まれたばかり・・・。
このパターンはごく普通にどこにでもある年齢差の姉弟ですよね。
赤ちゃんが生まれた季節にもよりますが、この姉弟の場合「七五三」と「お宮参り」の時期が重なる可能性があります。
こんな場合は
- 七五三とお宮参りを一緒にする?
- 初穂料の相場や熨斗袋はどうする?
- 写真はいつ撮る?
このあたりの疑問を簡潔にまとめましたのでご紹介します。
七五三とお宮参りは一緒にできる?
先に結論ですが七五三とお宮参りは一緒にお参りをすることができます。
実際に10月~11月に神社でお参りをしている家族を注意深く観察してみてください。
生後間もない赤ちゃんと晴れ着を着て手には七五三のお祝いの袋を持ったお兄ちゃんやお姉ちゃんが参拝している姿を目にすることがるはずですよ。
これが「七五三」と「お宮参り」を一緒にしている家族です。
私も仕事で大阪天満宮の近くによく行きますが、10月を過ぎたころからこのような家族をよく見かけますよ。
そもそも七五三もお宮参りも子供の健やかな成長を祝い今後の健やかな成長を祈願する行事ですので同時に参拝してもいいんですね。
ちなみにお宮参りをする時期は
- 男の子は生後31日目
- 女の子は生後32日目
と言われていますが地域によっては生後100日にすることもあるそうです。
赤ちゃんやお母さんの体調、天候などの都合で生後2か月~3か月経ってからお宮参りをしても問題ありません。
ですので、8月産まれの赤ちゃんが10月中旬に七五三のお兄ちゃん、お姉ちゃんと一緒にお参りすることもできるんですね。
神社によっては特別な決まりがあるかもしれませんので、気になることは事前に神社に確認しておけば安心ですね。
七五三とお宮参りを一緒にするときの初穂料の相場は?
七五三とお宮参りを一緒にするときの
- 初穂料の相場
- 熨斗袋の書き方
についてご紹介します。
七五三とお宮参り同時参拝の初穂料の相場
最近の神社では初穂料はあらかじめ決められているので包む金額で悩むことも減ってきています。
初穂料(祈祷料)の相場ですが多くの神社で5000円~10000円ぐらいが目安の金額になっています。
関西の主な神社の祈祷料をまとめましたので参考になさってください。
≪関西の神社の祈祷料≫
- 住吉大社(大阪)・・・・七五三/10,000円 お宮参り/10,000円
- 大阪天満宮(大阪)・・・七五三/6,000円 お宮参り/10,000円
- 北野天満宮(京都)・・・七五三/5,000 円 お宮参り/5,000円
- 生田神社(兵庫)・・・・七五三/8,000 円 お宮参り/10,000円
※2018年7月現在の祈祷料です。
以上のようにたいていの場合、金額が決まっています。
中には「5000円以上ご志納(5000円以上でお気持ちで納めてください)」という表現もあります。
この場合、兄弟でご祈祷を受ける場合は2人分として10000円以上を包むのが相場というところですね。
どうしても迷ってしまう場合は、予約や確認の電話をしたときに直接神社に聞いても良いと思いますよ。
七五三とお宮参り同時の初穂料ののし袋の書き方
初穂料とはご祈祷を受けた時に神社に支払う謝礼の事を指します。
神社によっては受付で現金で渡す場合もありますのでその場合は熨斗袋を準備する必要はありません。
熨斗袋に入れる場合は「七五三」「お宮参り」にかかわらず
- 初穂料または御初穂料
と書きます。
名前は
- 子供のフルネーム
を記入します。
今回の場合「七五三」と「お宮参り」ですが1つの袋にまとめて納めても問題ありませんよ。
2人分をまとめる場合は名前を書く場所に
- (右側に)上の子のフルネーム
- (左側に)下の子の名前だけ
と、2人の名前を並べて書くと良いですよ。
別々の袋に分けて入れる場合はそれぞれの子供のフルネームを書くようにしましょう。
のし袋に入れるお札の向きは肖像画が正面の上側にくるように入れます。
また、お祝い事にはシワのない新札を入れるのがマナーですので事前に準備しておきましょう。
上の図のように内袋がある場合は
- 正面に「金〇〇円」
- 裏面左下に「郵便番号、住所、子供の氏名」
を書きます。
七五三とお宮参りを一緒にするときの写真はどうする?
「七五三」「お宮参り」を同時にする場合、写真撮影は2つのパターンが考えられます。
一つ目が赤ちゃんが産まれる前に「前撮り」で七五三の写真を撮ってしまうパターン
例えば出産予定日が8月の場合、安定期の5月頃に七五三の前撮りを済ませてしまいます。
この場合は赤ちゃんのお宮参りの写真だけ当日に撮影すればOKです。
前撮りのメリットは
- 前撮りキャンペーンで割引がある
- 日を分ける方が子供が疲れなくて機嫌が良い
以上のようなメリットが考えられます。
もう一つが七五三、お宮参りの当日に撮影するパターン。
「家族全員の写真」と「子供のツーショット写真」
この2つを撮りたいのであれば当日撮影の選択しかありませんね。^^
当日撮影のメリットは
- 家族全員の写真が撮れる
- 1日で済むのでスケジュールの調整が楽
- 着付けなどの準備が1回で済む
それぞれにメリットはありますので専門家の撮影スタジオの担当の方と相談しながら決めるのがおすすめですよ。
まとめ
七五三とお宮参りはどちらも同時に参拝することができます。
また、初穂料の相場は1人5000円~10000円ですので2人分なら10000円~20000円を熨斗袋に入れて納めましょう。
写真撮影は
前撮り
当日撮影
のどちらが家族にとってベストの選択かを考えて決めると良いですね。
コメント