いざ、カブトムシを飼おうと思った時、
カブトムシの飼い方は?準備するものは?
と一瞬迷ってしまいますね。
でも、難しいことは全くありません。
基本はホームセンターで売っているカブトムシの飼育セットを買ってきたらOKです。
でも、もう少し詳しく
- カブトムシの置き場所
- カブトムシの餌のあげ方
を簡単に紹介いたします。
カブトムシの飼い方は簡単!準備するものは?
カブトムシを飼い始めるときに必要なものは以下の通りです。
- 飼育ケース
- マット(腐葉土)
- 餌、エサ皿
- 止まり木
- 霧吹き
- 虫よけシート
基本的に以上のものがあればすぐに飼い始めることができます。
一つずつ順番に説明していきますのでご覧ください。
飼育ケース
飼育ケース は ホームセンター などで販売されていますが、大きさが「 L 」「 M 」「 S 」「 SS 」と4種類ぐらい売っています。
普通に1~2頭を飼う場合は「 M 」以上で飼う方が長生きしてくれます。
「 S S 」は展示用や仮に入れておく程度の物ですのでこのサイズは本格的に飼う場合はやめておきましょう。
また、オスとメスを飼って卵を産ませたいと思っている場合は「 L 」で飼育してください。
狭い空間ではメスが卵を産まない傾向があるためです。
迷ったときは「大は小を兼ねる」なので場所があれば大きめを買っておけば安心です。
マット 腐葉土
カブトムシを飼うための土です。
昆虫マットにも色々な種類がありますが「腐葉土」のマットはどこでも手に入りやすく価格も安いので初心者にはおすすめです。
カブトムシは昼間は土にもぐっていることが多いので土は少なくとも 5㎝ 以上の深さで入れるようにてください。
餌とエサ皿
餌は昆虫ゼリーがおススメです。
種類は黒糖ゼリー、高タンパクゼリーなど色々ありますが、ホームセンターで売っているもので充分です。
カブトムシのオスは角が邪魔でエサを食べにくくなることがあるので場合によっては広くて平べったいエサ皿も用意してあげます。
止まり木
カブトムシが転倒した時に起き上がるために必要です。
つかまるところがないと無駄に暴れて体力を消耗して寿命が縮まってしまう危険性もあります。
できるだけ自然に近い環境を作ってあげるようにするのがおすすめです。
霧吹き
カブトムシのマットは常に湿らせた状態にしておく必要があります。
基本は霧吹きで湿らせますが、どうしても臭いが気になってくることもあります。
そんな時は消臭も兼ねた便利な消臭+水分補給のスプレーがあるので併用すると良いですよ。
虫よけシート
腐葉土で飼育しているとコバエが発生しやすくなりますので事前に虫よけシートで対策しておきます。
コバエが気になり始めたらめんつゆトラップが効果的ですよ。
関連記事>>>カブトムシの幼虫のコバエ対策に!めんつゆトラップの作り方
カブトムシの置き場所
カブトムシの置き場所は「直射日光の当たらない涼しくて温度変化の少ない場所」が理想です。
外は温度管理が難しいのでできれば室内で飼うようにしてください。
人間が快適に過ごせる25℃ぐらいまでの部屋ならカブトムシの置き場としては理想的です。
部屋の中だと
- 廊下の隅っこ
- 玄関の下駄箱の上(下)
など基本的にどこでもOKです。
ただし、カブトムシは夏の昆虫ですが意外と暑さに弱く場合によっては暑さで死んでしまうこともありますので直射日光の当たるような場所は避けてください。
窓際やベランダなどは温度が上がりやすいので避けてください。
一戸建ての場合は1階より2階の方が温度が上がりやすいのでカブトムシを飼うには1階に限ります。
ちなみに我が家の2階の部屋は真夏はサウナのような暑さになることもあるので到底カブトムシは飼えません。
また、電化製品の近くは意外と高温になりやすいので注意しましょう。
私の家はいまだプラズマテレビですが、テレビの後ろはものすごく熱くなってるのでここも飼育不適格な場所です。
カブトムシの餌のあげ方は?
カブトムシの餌に最適なのが市販されている「昆虫ゼリー」です。
昆虫ゼリーの良いところは
- 昆虫に必要な栄養を凝縮している
- 経済的
- 手がかからない
- マットを汚しにくい
と、よく考えられた優れものですので迷わず昆虫ゼリーの一択でOKです。
昆虫ゼリーの与え方ですが、難しいことは無くカップの蓋を外して飼育ケースに入れるだけです。
しいて言うならば
- 水平に置く・・・ゼリーから液が流れ出て昆虫マットを汚さないように
- 毎日交換する・・・ゼリーが残っていても毎日交換してください。劣化したエサは与えないようにします。
このぐらいのことをしてあげれば充分です。
『カブトムシに与えてはいけない餌は?』
私が子供のころは人間の食べ残しの
- スイカの皮
- メロンの皮
などを与えていましたが、これらの果物は昆虫にとって餌としては実は良くないのです。
理由はスイカやメロンを与えるとカブトムシが下痢をするからです。
カブトムシは元々液体の樹液を食料としているので液状の排泄物しか出さないので正確には「下痢」をするという表現はおかしいのですが、排泄回数が多くなるし、飼育ケースの汚れが激しくなるのは確かです。
それよりもスイカやメロンではカブトムシにとって必要な栄養は賄えないので寿命にもかかわってきます。
また、果物は腐るのが早くコバエ発生やマットを汚す原因になるので昆虫ゼリーを与えるようにするのがおススメです。
まとめ
カブトムシを飼う前に準備するものは
- 飼育ケース
- マット(腐葉土)
- 餌、エサ皿
- 止まり木
- 霧吹き
- 虫よけシート
カブトムシの置き場所は
- 直射日光の当たらない涼しくて温度変化の少ない場所
カブトムシの餌のあげ方
- 昆虫ゼリーがおすすめ
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