飼育中のカブトムシの幼虫の容器からでたコバエが部屋中を飛び回っています。
カブトムシを飼育中なので殺虫剤でコバエを駆除することもできないので「コバエ用めんつゆトラップ」を作って本当にコバエを駆除できるのかどうかを試してみました。
結果、めんつゆトラップはコバエを誘引する罠としても使えることが分かったので作り方などをご紹介します。
カブトムシの幼虫飼育中のコバエ対策
コバエとは小さいハエをさす総称で今回、駆除の対象のカブトムシのマットに発生するコバエの多くは「キノコバエ」という種類のコバエです。
キノコバエは腐葉土や朽木など土壌の腐った物を好んで食べているのでカブトムシの幼虫を飼育するための「腐葉土=マット」は大好物なんです。
ホームセンターなどで売っているカブトムシ用のマットにも元々キノコバエの卵が産みつけられていることもあり、どうしてもコバエは発生してしまいます。
コバエだけを駆除するには殺虫剤をまけば簡単に退治できますが、飼育しているカブトムシ(幼虫)にも影響が出るので使いたくはありません。
そこで今回はコバエ退治に有名な「めんつゆトラップ」を作ってその効果のほどを検証してみました。
コバエにめんつゆトラップは有効?
コバエにめんつゆトラップは有効かどうか「論より証拠」実際に試してみました。
一説には「めんつゆトラップ」はコバエの中でもショウジョウバエにしか効果はないという噂もあるので失敗を覚悟のうえで実験してみました。
試した環境は以下の通りです。
- トラップを仕掛けた日・・・4月11日
- トラップを仕掛けた場所・・・カブトムシの幼虫を飼育している部屋の窓際
- トラップを回収した日・・・4月14日
カブトムシの幼虫を飼育しているダンボール周辺にコバエが飛び回っている4畳の部屋に仕掛けました。
効果がわかりやすいように、あえて飼育箱から離れた窓際に仕掛けました。
飼育箱の近くに仕掛けた方がたくさん捕れるとは思いましたが、遠くのトラップに引き寄せられるのかを調査するためです。
上の写真は仕掛けた日から3日後に回収した時のものです。
いかがですか?
写真には10匹足らずしか写っていませんが、フタの裏にもついていたので10数匹のコバエの捕獲に成功しました。
これを成功とするかこのぐらいしか捕まえられないのは不十分で失敗とするかですが・・・。
部屋の状況は大量発生ほどひどい状況ではなかったので10匹以上捕獲できたのは収穫ありだと思いました。
しかも、あえてカブトムシの飼育箱から離れたところに置いているのにもかかわらずです。
臭いに引き寄せられてトラップに入ったという証拠です。
飼育箱周辺にもっとたくさん仕掛けたら効果絶大だと思います。
さらに嬉しいことにトラップの作り方は簡単すぎて笑ってしまうぐらいですよ。^^
コバエのトラップの作り方
コバエトラップの作り方というのも恥ずかしいレベルの物ですが・・・。
【コバエトラップ作りの材料と道具】
- プラスチックの容器
- めんつゆ(市販の物で充分)
- アイスピック
【コバエトラップの作り方】
- プラスチック容器のフタにアイスピックで10カ所ほど穴をあけます。
この時、コバエが入りやすいように外から中に向かって穴をあけるのをお忘れなく。 - 市販のめんつゆを底から5ミリ~1センチほどの深さで入れてふたを閉めたら完成!
※アイスピックであけた穴の直径は2~3ミリ程度です。
このコバエトラップが優れているところは
- コストが安い!
- めんつゆなので腐りにくい!
- 捨てるのも簡単!
と、何も難しいことがないので今日からでもすぐできます。
参考までにかかったコストですが「めんつゆ代」だけ。
プラスチック容器はスーパーで総菜など買った時の容器の再利用なのでタダ!
市販のコバエを誘引するタイプの罠は500円ぐらいするのでコストパフォーマンスは圧勝です。
そして、めんつゆは醤油と砂糖、みりん、酒などの調味料が主な原料なので常温でも腐りにくいので1週間ぐらいならほったらかしでも問題ありません。
さらに、入ったコバエは勝手に溺れてくれます。
これが果物系のトラップの場合は容器の中で生きたままになってその中で繁殖することも考えられます。
腐る前に捨てないと部屋が臭くなって違う虫を呼び寄せてしまいます。
また、そのトラップに卵を産み付けでもされたら余計に増えてしまい処分にも困ってしまいますね・・・。
費用対効果の高さと簡単にできる手軽さがあるので良いですよ。
まとめ
- めんつゆトラップはショウジョウバエだけでなくキノコバエにも有効だった。
- めんつゆトラップはめんつゆ代だけでできる家計にやさしいトラップ。
- 作り方は容器に穴をあけるだけ。
以上、何も難しいことはなく今日からすぐにできるトラップですよ。
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