お正月に幼い甥っ子や姪っ子に渡すお年玉・・・。
ついつい子供が喜びそうな「キャラクター」が書いたポチ袋を選んでしまいませんか?
そして、いざポチ袋に子供の名前を書こうと思った時に
「・・・・あれ?・・・・どこに名前書くの?」
と筆が止まったことありませんか?
ポチ袋のデザインのパターンは数えきれないぐらいありますが、基本を押さえておけばどんなデザインが来ても大丈夫です。
まずは「祝儀袋タイプのポチ袋の基本の書き方」から「ポチ袋への名前の書き方や書く位置について」ご説明いたします。
お年玉のポチ袋の書き方の基本はこれ!
今時は複雑なデザインのポチ袋が多いのですが「普通の祝儀袋のミニチュア版」のようなデザインのポチ袋もあります。
下の図のようなポチ袋ですね。
この場合はとてもわかりやすくて祝儀袋の書き方の基本通りで問題ありません。
書くことは3つだけです。
- 蝶々結びの水引きの上に「お年玉」「おとしだま」など
- ポチ袋の左上に「宛名=渡す相手の名前」
- 蝶々結びの水引きの下に「送る側=自分の名前」
このタイプのポチ袋には以上のような書き方でOKです。
渡す相手が小さい子供の場合「おとしだま」とひらがなで書いて渡しましょう。
また、普通の祝儀では省略されることが多い相手の名前ですが、お年玉の場合は子供の名前もできるだけ書いてあげましょう。
名前があるほうが、もらった子も
「これワタシのっ!」
という具合に喜んでくれるのでおすすめです。
宛名も幼稚園ぐらいの幼い子供なら「はなこちゃん」と、ひらがなで書いてあげたほうがいいかもしれませんね。
最後に自分の名前は普段子供が呼んでくれている愛称で書いた方が子供にもわかりやすいのでおすすめですよ。
もちろん「苗字だけ」でも「名前だけ」でも大丈夫です。
以上は「ミニチュア祝儀袋タイプ」のポチ袋の書き方です。
正面にキャラクターがあるポチ袋の宛名の書き方などはスペースの問題で少し違ってくるので次でご紹介いたしますね。
お年玉のポチ袋の宛名はどこに書く?
前面にデザインがあるポチ袋は裏面の左下に「名前を書く枠」があることが多いです。
「自分の名前」は左下の枠に書きます。
下の写真の左側のポチ袋は右上にも「枠」があります。
このようなお年玉袋で右上に枠がある場合は「渡す相手の名前」を書きます。
裏面に宛名の枠がない場合は表面に宛名を書きます。
書く場所は「ミニチュア祝儀袋タイプ」の書き方と同じように「左上」に書きます。
キティちゃんのポチ袋のように空いているスペースに宛名を書いてあげましょう。
下の写真の左のポチ袋は袋の左側にイラストがたくさん描いているのでここに宛名(子供の名前)を書くことができません。
だから裏面に宛名を書くように枠を2つ用意してくれているんですね。
宛名を書くスペースが表も裏もない場合は省略してもOKです。
ただし、送る側の名前は省略せずにわかるように書いておきましょう。
まとめ
正面にデザインがあるポチ袋の場合は
- 自分の名前・・・裏面の左下に書く。
- 宛名(渡す相手の名)・・・スペースがあれば「正面の左上」に。スペースがなければ「書かない」または「裏面の右上」に書く。
お年玉は「誰からもらったのか」というのは書いてあったほうがもらった立場としては整理しやすいですよね。
ですので送る人の名前は必ずどこかに書いておきましょう。
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