地震や大雨、台風などの自然災害に備えて「飲料水」の備蓄をする家庭も増えてきていますが、気になるのがペットボトルの水の賞味期限ですよね。
万が一のための水なので使わないにこしたことはありませんが、期限切れになってしまったらもったいないし・・・。
気になることは・・・
- ペットボトルの水の賞味期限はどのぐらい?
- 賞味期限が切れてしまった水は飲まないほうが良いの?
- ペットボトルの水の保存方法はどうすればいい?
などの疑問についてご案内します。
ペットボトルの水の賞味期限はどれくらいある?
ペットボトルの水の賞味期限は製品や内容量によって異なりますが市販されているもので
- 1000ml未満の製品=製造後12ヶ月
- 1000ml以上の製品=製造後24ヶ月
以上のものが多いようです。
また、賞味期限の長いものでは災害用の備蓄水として人気の「カムイワッカ麗水」は15年もの長期の賞味期限が保証されています。
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ペットボトルの水が賞味期限切れに!飲めない?
未開封のペットボトルの水が賞味期限切れになってしまった場合でもすぐに飲めなくなるというわけではありません。
大手メーカーではたいていの場合
賞味期限はおいしく飲める目安です。
賞味期限切れで直ちに飲めなくなるというわけではありませんが風味が劣化していきますので、賞味期限内にお飲みいただくことをお勧めしています。
このような意味のことが書かれています。
メーカーの立場としては「いつまでが安全」とは言い切れないのでこのような表現が精いっぱいなんでしょうね。
いつまで飲んでも安全かは結局は「個人の判断」になるのではないでしょうか?
元々、賞味期限の表示が義務化になったのは平成7年4月からでそれ以前は賞味期限表示のない食品が当たり前でした。
表示義務があったのは「製造年月日」だけで食品の種類ごとに消費者がいつまで食べられるか判断していたんですね。
今の時代では考えられませんが・・・。
水に限らず牛乳でもなんでも飲む前ににおいを嗅いでから
「よし!いける!」
という感じでした。^^;
実際にペットボトルの水は賞味期限から数年過ぎてから飲んでも安全性に問題ないという意見もあります。
ペットボトルの水は「微生物検査」「濾過、高温殺菌」などの工程で無菌状態で製品化されるので適切な状態で保存していれば賞味期限を数年過ぎても腐らないそうです。
問題は水そのものよりも容器の性質にあります。
ペットボトルにはわずかに空気を通す「透過性」があるので
- ペットボトル内の水がわずかに蒸発していく
- 外気の臭いを吸収して水の味が変質する
以上のような要因で長期間保管しておくと品質が劣化していき、賞味期限切れの水は味が変わっている可能性はありますが飲めないわけではありません。
飲料水として抵抗がある場合は
- 手洗い用
- 食器洗い用
- 植物用
などの生活用水として利用するようにしましょう。
ペットボトルの水の保存方法は?
ペットボトルの水は未開封の状態であれば常温保存で問題ありません。
ただし、
- 直射日光の当たる場所
- 極度に高温の場所
- においの強いものの近く
以上の場所は避けて保存するようにしましょう。
前章でご説明したようにペットボトルの容器には気体を通す「透過性」があります。
直射日光や高温は蒸発を促し、においの強いものの周辺では容器内の水に「臭い移り」することも考えられます。
まとめ
ペットボトルの水の賞味期限は12ヶ月~24ヶ月が一般的ですが15年という長期備蓄用水もあります。
また、ペットボトルの水は容器の「透過性」による蒸発や臭い移りで変質することがあるのでその場合は生活用水として利用することをおすすめします。
保存方法は「直射日光の当たる場所」「極度に高温の場所」「においの強いものの近く」は避けて保存するようにしましょう。
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