大阪府交野市にある「府民の森ほしだ園地」の星のブランコにハイキングに行ってき様子をご紹介します。
ほしだ園地へは京阪電車交野線の「私市(きさいち)駅」からハイキングするコースもあります。
でも今回は運動不足の「アラフィフの夫婦」で行ってきたので、体力的にも不安があり自動車でほしだ園地の駐車場に止めて「星のブランコ」を目指しました。
星のブランコまでのハイキングコースは
- 初心者でも大丈夫か?
- 子供でも行けるか?
と不安になる方もいらっしゃると思いますが、結論から申し上げると「余裕」というほどではありませんが、運動不足の50歳前の体力でも充分余力を残せるレベルです。
ほしだ園地はコースも整備されているので、小学生ぐらいの子供さんのいるご家族でも充分に楽しめるハイキングコースですよ。
今回は時間経過や実際に見てきた景色や自然の様子、施設などを詳細にご紹介いたします。
後半の「やまびこ広場」「展望台」「ヤッホーポイント」の詳細は下記の記事をご覧ください。
>>>星のブランコからやまびこ広場~展望台へ!ヤッホーポイントはどこ?
星のブランコへ ほしだ園地の駐車場に到着!混雑はあるのか?
12時30分駐車場に到着
国道168号線沿いの山道の途中に「ほしだ園地」のゲートが見えてきました。
写真の右側に見えているのが駐輪場のスペースで自転車やバイクが止められるようになっています。
行ってきたのは8月の天気のいい土曜日だったので駐車場の混雑が心配でしたが、駐車場も3分の1ほど埋まっている程度でまだまだ余裕のある状態でした。
ほしだ園地の駐車場基本情報です。↓
■普通自動車/200円/時間 88台
ちなみに「ほしだ園地」は毎週火曜日が休園日です。
火曜日が祝日の場合は翌日が休園になるのでその点ご注意ください。
車を止めて、ハイキングの準備をして12時35分にスタート!
■服装は普段着で充分ですが靴はスニーカーなど滑りにくいものがベスト!
■汗をかくので着替えは多めに!(私はTシャツを2回着替えました。)
■トイレは「ピトンの小屋」と「やまびこ広場」の2カ所だけ!
■自動販売機は「ピトンの小屋」だけなので飲み物は余分に!
(私は1リットル飲みました。)
以上の注意点は実際にハイキングして気付いた点なので参考になさってください。
ほしだ園地の案内所 ピトンの小屋を目指して
ほしだ園地には駐車場から10分ほど歩いたところに「ピトンの小屋」と呼ばれる案内所があります。
ピトンの小屋に行くには「森林鉄道風歩道橋」という木製でできた歩道を延々と歩いていきます。
この歩道橋は自転車やバイクは乗り入れ禁止です。
歩道橋だけではなく「星のブランコ」もそうですが園内は自転車、バイクは禁止になっていますのでご注意ください。
ほしだ園地を歩いていると気づくと思いますが、そこら中に木の説明が書かれています。
木の名前、写真、説明が詳細に書かれています。
「誰が葉っぱを切り落としたんや?」とほしだ園地に生息している虫の説明もありました。
こんな感じで園内のいろんな場所で木や草、虫などの説明書きがあります。
これ、充分小学生の夏休みの自由研究のテーマになるんじゃないでしょうか?
「ほしだ園地の自然」のようなテーマで立派なレポートができそうですが・・・。
歩道橋は最大地上高10メートルですぐ下に「天野川」を見下ろすことができます。
ゆっくりと写真を撮りながら散策していると「ピトンの小屋」が見えてきました。
まだスタートしたばっかりなのでここには立ち寄りません。
ピトンの小屋には12時45分に到着しましたよ!
駐車場からちょうどゆっくり歩いて10分ほどです。
ほしだ園地のクライミングは初心者でもできるらしいが・・・
ピトンの小屋の道をはさんだところに「クライミングウォール」がそびえたっていました。
写真で見ていた時は自分でもできそうと簡単に考えていましたが実際に下から見ていると高さのせいで「クラクラッ」としてきました。
とてもじゃないですけど高所恐怖症気味の自分には・・・無理です・・・。
高さ16.5メートル、オーバーハングの部分は2~5メートルもあるそうで平成9年に開催された大阪の「なみはや国体」の正式競技場に採用された本格的なクライミングウォールです。
事前予約は必要ですが講習を受けて審査に通れば初心者でもチャレンジできるそうです。
1年に3~4回しか開催していないようですが勇気がある方は挑戦してみてはどうですか?
予約はここからできます。→ほしだ園地クライミング講習会
ピトンの小屋から星のブランコへ出発
クライミングウォールに見入ってしまい時刻は12時50分です。
これから星のブランコに出発です。
さて、ピトンの小屋(クライミングウォール)から星のブランコまで距離にして500メートルです。
まずは緩やかな砂道を100メートルほど歩いた先に・・・
分岐点が出てきます。
左へ行けば平坦な「管理車道」で星のブランコまで約25分かかり距離も1㎞です。
右へ行けば約12分(0.4㎞)の近道「ぼうけんの路」階段があってアップダウンが激しいとのうわさ・・・。
少し迷いましたが根がせっかちな性格なので「ぼうけんの路」を選択しました。
いざ進んでみるとけっこうな急こう配の階段が続きます。
何度も言いますが運動不足の体なもんで早速息が上がってきました・・・。
でもまぁ
「たったの10分やろ?」
と気持ちを切り替え息を整えながら登ります。
途中、ヤモリや・・・
カマキリと遭遇しながらひたすら登ります。
このほしだ園地のハイキングで気を付けたいのが足場には写真のように細かい砂利があります。
特にこの日は天気が良く地面が乾燥していたので細かい砂利が気になりました。
当日はナイキのスニーカーを履いていましたが、油断をしていると「ズルッ」と滑ってしまいます。
ちなみに夫婦で1回ずつ、帰りの下りで滑って転んでいますので足場には気を付けてくださいね。
そうこうしているうちに予定通り10分ほどで坂道を登り切って・・・
100メートルほど歩いたところに星のブランコが見えてきました!
星のブランコは大阪府営で無料の施設ですが、入り口のところで協力金を入れる箱があります。
維持管理費の一部に使うそうです。
一応、気持ち程度ですが協力金を入れておきました。
星のブランコ詳細情報↓
■全長280m
■最大地上高50m
ものすごく長い吊り橋で、広い山は解放感でいっぱいです。
紅葉の季節、11月には全体が黄色や赤に染まって全く別の表情になりますのでぜひ行ってみることをおすすめします。
ほしだ園地の紅葉の見ごろ時期と駐車場の混雑 アクセスについて
現在時刻は13時15分です。
駐車場をスタートしたのが12時35分。
クライミングを5分ほど見ていたので予定通り30分~35分で駐車場から星のブランコに到着したことになります。
若干、高所恐怖症気味なので少し緊張しつつ星のブランコを渡ります。
よく見たら細いワイヤー4本で吊るしてるだけやん・・・
大丈夫か?
大丈夫なのはわかっていても緊張しますね・・・
渡り始めると不安も吹き飛びます。
やはりこれだけの吊り橋、しっかり設計されているのでしょう。
安定していてほとんど揺れを感じることもありません。
見渡す限り「緑」・・・
視力が回復しそうです。
最大地上高50メートル・・・。
下を見るとやっぱり高いですね・・・。
足元は厚さ3センチほどの板に支えられているだけ・・・です・・・。
星のブランコの上にも植物図鑑がありました。
ほんま、勉強になりますなぁ。
と、ゆっくり撮影をしながら280メートル先の向こう岸に渡り終えました。
渡り終えた時の時刻は13時25分でしたよ。
星のブランコを渡り切るのに10分ぐらいかけてゆっくりと渡っていたことになります。
以上がほしだ園地の駐車場から星のブランコへの道のり、所要時間です。
星のブランコへのハイキングのまとめ
結局、駐車場から星のブランコへの所要時間は
- ぼうけんの路経由・・・約30分
- 管理車道経由・・・・約45分
このぐらいの時間で行けるということです。
今回は星のブランコを渡り切ったところまでの紹介です。
この後、同じルートを引き返すのも良いですが、吊り橋を渡り切ったところを右に登って行って展望台を目指すのもありです。
私たち夫婦はこの後展望台を目指しました。
その時の様子も報告予定ですのでしばらくお待ちください。
ここまでの感想として
- 年齢:50歳目前で当日の体調は良好
- 日ごろの運動:通勤で歩く程度
- 天候:8月の晴天(30度ぐらい)
このようなコンディションでしたが、まだ余力を残していたので若い方なら余裕でしょう。
参考までに
- 小学生の低学年の子ども
- ベビーカーを押した若い夫婦
- トイプードルを散歩させている人
こんな人たちも「管理車道」を利用して星のブランコに来ている人もいましたよ。
後半の「やまびこ広場」「展望台」「ヤッホーポイント」の詳細は下記の記事をご覧ください。
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