引っ越しの時のご近所さんへの挨拶回りについて
- 適切な時間(何時まで?)
- 適切な時期(いつまで?)
- 適切な範囲(どこまで?)
これからお世話になる新居のご近所さんに対して失礼のないように最初の挨拶はきちんとしておきたいものですね。
引っ越しの挨拶の基本的なマナーをご紹介します。
引っ越しの挨拶の時間はいつが適切?
引っ越しの挨拶をする時間帯ですが「明るい時間帯に挨拶を済ませる」のがベストです。
やはり、初対面の人に日が落ちた暗い時間帯に挨拶に来られたらちょっと戸惑ってしまいますよね。
時間で言うと「10:00~18:00」ぐらいがおススメです。
朝の10:00までは
- 起床して
- 朝ご飯を作って
- 家族を送り出して
- 後片付けをして
と何かと忙しい時間帯なので挨拶で訪問するには避けたい時間帯です。
また、12:00~13:00はお昼の食事の可能性があるのでこの時間帯の訪問も避けたいところです。
1度訪問してお留守の場合は「時間をずらして」3回ぐらい訪問してみましょう。
時間をずらしたら会える確率も高くなります。
気を付けたいのが、土日など一般的に仕事が休みの日は午前中はゆっくりしている家庭も多いです。
土日は13:00~18:00の間に挨拶回りをするように配慮しましょう。
引っ越しの挨拶はいつまでにするのが常識?
引っ越して新しい家に入居してからできるだけ早く挨拶は済ませましょう。
私の場合は引っ越しの当日に引っ越し業者より一足先に新居に行き、ご近所への挨拶を済ませました。
「これから引っ越しの作業でお騒がせしますがよろしくお願いします。」
という一言を添えて挨拶に行きました。
当然、お留守のお宅もあるので日を改めて挨拶に伺います。
その場合も翌日~翌々日には挨拶を済ませたいですね。
ただし、そんなにうまく会えるとも限らないので1週間をめどに挨拶を済ませるようにしましょう。
それでも何度訪問しても会えない場合はご挨拶の品に一言メッセージを添えてポストに入れておきます。
メッセージは
この度、引っ越してきた「名前(苗字)」と申します。
これから何かとお世話になることと存じますがどうぞよろしくお願い申し上げます。
心ばかりのご挨拶の品ですがご笑納いただければ幸いです。
このぐらいシンプルな内容で充分です。
文房具店か100円ショップに売っている「一筆箋」に書いて品物と一緒にポストに入れておけば良いですよ。
関連情報
>>>引っ越しの挨拶品の熨斗(のし)は必要?書き方は?
>>>引っ越しの挨拶の品物 大家さんには?不在の時はどうする?
引っ越しの挨拶の範囲はどこまで?
挨拶をする範囲は「一戸建て」と「マンション、アパート」などで少し違ってきます。
引っ越しの挨拶 一戸建ての範囲
昔から「向こう三軒両隣」と言われています。
向こう三軒両隣の意味は
- 向かい側の家三軒
- 左右の両隣の二軒
合計五軒の家を指します。
この五軒に加えて
- 新居の裏の三軒
にも挨拶をしておいた方がより好ましいです。
新築の場合は建設中の騒音などで少なからず迷惑をかけています。
また、引っ越しの作業など人の出入りでお騒がせもします。
ですので、自分の新居を囲む「八軒」のご近所さんには引っ越しの挨拶をしておきたいものです。
引っ越しの挨拶 マンション、アパートの範囲
マンション、アパートなどの場合は自分の新居の
- 上下の2部屋
- 左右の両隣の2部屋
合計4部屋のお宅に挨拶に行きます。
マンションは壁、天井、床で繋がっているので生活音などで思わぬ迷惑をかけることもあるかもしれません。
また、大規模なマンションは全てに挨拶に行かなくても問題ありませんが小規模のマンションやアパートの場合、同じ階の部屋に挨拶に行くことで今後のお付き合いがしやすくなるかもしれません。
マンションの雰囲気がご近所付き合いが盛んなようであれば同じフロアに挨拶をしておくのもよいと思います。
自治会長、町内会会長、管理人への引っ越しの挨拶
忘れてはならないのが
- 一戸建ての場合は「自治会長」または「町内会会長」
- マンション、アパートの場合は「管理人」または「大家さん」
この方たちへの挨拶も忘れずにしておきたいです。
町内会への加入は任意ですが、余程の理由がない限りはその町に住む限り町内会に入ります。
自治会長(町内会会長)の家がどこかわからない場合はお隣さんや不動産会社の担当者さんに聞けば教えてくれるはずですよ。
また、マンション(アパート)の管理人や大家さんへは引っ越し前と引っ越し後の2回挨拶をするのが一般的です。
まとめ
引っ越しの挨拶は
- 時間・・・明るいうちに
- いつまで・・・できれば引っ越し当日に
- 挨拶の範囲(どこまで)は・・・≪一戸建て≫向こう三軒両隣+裏の三軒/≪マンション・アパート≫上下+両隣
基本的には上記のルールで問題ありません。
ただし、新居の町内やマンション、アパートの常識やルールも様々あるはずですので臨機応変に対応すると良いですね。
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