熱中症は7~8月の最高気温が高い時期はもちろんですが、梅雨の6月の晴れ間に気温がグッと上がった時に熱中症で運ばれる人が多くなるそうです。
この時期は身体が夏の暑さになれていないため、上手に汗をかくことができずに体温が上がって熱中症になってしまうんですね。
では、体温を上昇させないために気軽にできて効果的なのが「外出時に帽子をかぶること」です。
熱中症対策に効果的な帽子についてご案内します。
熱中症対策の帽子の効果!
熱中症対策で一番手軽でおススメなのが「帽子をかぶる」ことです。
頭の温度の上昇を抑えるのに最も効果的ですよね。
「なに言ってんの?帽子かぶったほうが頭は蒸れるし、暑苦しくて余計に体温上がるんじゃないの?」
という意見もあるようですが、適切な帽子を選べば本当に涼しいんですよ。
かぶっているのとかぶっていないのでは頭にとっては「日陰と日なた」ぐらいの差はあります。
適切な帽子を選べば頭部の温度上昇を抑え、熱中症対策には欠かせないのが帽子なんです。
では、涼しくて蒸れない、熱中症対策にはどんな帽子が良いのかをまとめましたので参考になさってくださいね。
通気性の良い素材
メッシュなどの通気性の良い素材の帽子を選びます。
麻素材や綿素材、麦わら帽などがおすすめです。
これだと蒸れる心配もないので涼しくて快適ですよ。
熱を反射する淡い色の帽子
黒い色、濃い色は熱を吸収し温度が上昇していきますので熱中症対策にはおすすめできません。
おススメは白、淡い色の光を反射する色の帽子。
白系でUVカット素材でできた帽子だと熱中症予防&日焼け対策におすすめです。
ツバの広い帽子
ツバのない帽子は日光を遮ってくれないので熱中症対策には大きなツバがある帽子がベストです。
できれば首筋まで布が垂れ下がった「ネックガード(ネックシェード)付き」のタイプの帽子がおすすめです。
以上の条件を満たした帽子が「熱中症対策」に最適の帽子です。
熱中症対策には麦わら帽子が最強!
以上の条件を満たす帽子といえば・・・
- 通気性が良い
- 熱を反射する淡い色
- 広くて大きなツバ
これはまさに、日本に古くから存在する麦わら帽子です。
麦わら帽子といえば農作業のイメージが強いですが、「ストローハット」と言い換えればなんとなくおしゃれですよね。
夏場は街中やリゾート地で若い人たちもファッションアイテムとして取り入れてます。
ファッション性と機能性を兼ね備えているので熱中症対策にはひとつは持っておきたいアイテムですね。
楽天でおしゃれな麦わら帽がたくさんありますので家族で夏休みの旅行の時なんかに良いですよね。
>>>日本製の麦わら帽子
熱中症対策は首を冷やす
頭部に近い「首を冷やす」のも熱中症対策にはおすすめの方法です。
厚生労働省の『熱中症予防のために』というリーフレットには次のように書かれています。
熱中症が疑われる人を見かけたら
- エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など、涼しい場所へ避難させる
- 衣服をゆるめ、からだを冷やす
(特に、首の回り、脇の下、足の付け根など)- 水分・塩分、経口補水液※などを補給する
※ 水に食塩とブドウ糖を溶かしたもの
首には太い血管が体表近くにあるので首を冷やす事によって、体温の上昇を抑えるのに効果的だそうです。
猛暑日のお出かけには
- 首の部分に日除けのついた帽子
- 水で濡らすとひんやり冷たい「冷感タオル」※下の動画のような商品です
- 冷却スプレー
などのアイテムを準備しておくとより安心ですね。
まとめ
夏場の外出にはまずは気軽に出来ることから・・・。
- 帽子をかぶる
- 特に麦わら帽子は熱中症対策におすすめの帽子
- 首を冷やすことで体温上昇を抑える
以上の対策と水分補給をお忘れなく。
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