お彼岸のお墓参りはいつ行く?服装と持ち物で気を付けることは?

お彼岸のお墓参りはいつ行く?

お彼岸にはご先祖様を供養しお墓参りをしますがいつ行けばいいのでしょうか?

また、服装や持ち物で注意することはあるのでしょうか?

ここではお彼岸のお墓参りの時期や服装と持ち物についてご紹介します。

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お彼岸のお墓参りはいつ行く?

お彼岸のお墓参りはお彼岸の期間中の7日間のどこかで行けばいいのです。

では、お彼岸の期間はいつからいつまでかを簡単にまとめておきましたのでご覧ください。

お彼岸の期間とは?

まず、彼岸とは仏教用語で「岸の向こう=仏様の住む世界」の事です。

仏教では「此岸(しがん/この世)は東に」「彼岸(ひがん/極楽浄土)は西に」あるとされています。

太陽が真西に沈む「春分の日」と「秋分の日」はこの世と極楽浄土の距離が最も近くなり通じやすくなるといわれているのでお彼岸には先祖供養をしてお墓参りもするんですね。

では彼岸とはいつからいつまでを指すんでしょうか?

お彼岸は「春」と「秋」、1年に2回あります。

  • 春分の日を中日(ちゅうにち)とした前後3日間の計7日間(春彼岸)
  • 秋分の日を中日(ちゅうにち)とした前後3日間の計7日間(秋彼岸)

以上の期間で1年のうちに2回あり、一般的にお墓参りもお彼岸の期間中にします。

また、春分の日(秋分の日)を「彼岸の中日(ちゅうにち)」と呼び、その3日前を「彼岸入り」、3日後を「彼岸明け」と言います。

私の場合は「彼岸の中日」が祝日で仕事も休みなのでこの日にお参りに行く事が多いです。

世間的にも「彼岸の中日」にお参りする人が多いようでお墓の周辺は車で混雑することもしばしばあります。

お墓参りをする時間は「明るいうち」に行けば問題ありません。

日が沈んで暗くなってからは街灯がなく、通路も狭いお墓は安全上よくないので暗くなってからのお墓参りは控えるようにしましょう。

お彼岸のお墓参りの服装は?

お墓参りの服装は基本的に何を着ても問題ありません。

お墓参りでは掃除や草抜きなどをするので動きやすい服装、いわゆる「普段着」でのお参りが良いですよ。

ただし、「普段着」と言っても派手な色や短パンにビーチサンダルといったレジャーに行くような服装は控えましょう。

また、お彼岸の合同供養などに参列する場合でも喪服までは必要ありません。

地味目なスーツなどでお参りするのが無難で安心です。

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お彼岸のお墓参りの持ち物は?

お墓参りに行くときの持ち物をまとめておきましたのでご紹介します。

お墓参りの持ち物
  • 線香、ロウソク、マッチ(ライター)
  • 仏花
  • お供え(果物、缶ジュース、缶ビールなど)
  • 数珠
  • 掃除道具
    柄杓、手桶、ゴミ袋、タワシ(金属タワシはNG)、歯ブラシ、樹脂製のヘラ、タオル3~4枚、ゴミ袋、軍手、雑草抜き
    うき、ちり取り

以上のような持ち物が必要です。

注意したいこととして、お彼岸の時期には親戚一同のお墓参りが集中しますので、前日に誰かが「仏花」を飾ってることも考えられます。

心当たりがあって確認できる場合は連絡を取り合ってから持っていきましょう。

仏花については相応しい花や避けるべき花などがありますので「お墓参りの花の種類や選び方は?予算はどのぐらい?」をご覧ください。

また、お供えものはお参りが終わったら持ち帰るようにしましょう。

置きっぱなしにしておくと腐ったり猫やカラスが荒らしに来るので迷惑になります。

お墓のお掃除に必要な「柄杓」や「手桶」はお寺にあるお墓にはたいてい備えられていますが、集落にある共同墓地などでは無い場合が多いので自分で用意しなければなりません。

意外と忘れて困ってしまうのが「ゴミ袋」です。

「ゴミは全て持ち帰り」という墓地もありますので「ゴミ袋」を忘れたら掃除ができないので忘れないようにしましょう。

掃除道具については「お墓の掃除のやり方と道具は?洗剤は使ってもOK?」に詳しく書いていますのでご覧ください。

まとめ

お彼岸とは春は「春分の日」を秋は「秋分の日」を中日とした前後3日間で合計7日間のことを言います。

お墓参りもこの7日間の内のどの日に行ってもいいとされています。

ただし、日が暮れてからのお墓参りはせずに明るいうちに参るようにしましょう。

また、どうしてもお彼岸期間中にお墓参りができないような場合は行けるときにお墓参りをしておきましょう。

要はご先祖様を大切に思う気持ちが大切なので時期にとらわれ過ぎることもないと思います。

服装は普段着でいいのですが、派手な格好や短パンにビーチサンダルといったレジャーに行くような服装は控えましょう。

持ち物も線香や掃除道具は忘れずに持参したいですね。

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