七五三の御祈祷をしてもらうときに
- どんな封筒に入れて
- 封筒には何とかいたらいいか
こういったお祝い事も頻繁にあるわけではないのでよくわからない・・・。
そんな親御さんの疑問に
- 祈祷料はどんな封筒に入れる?
- 祈祷料の書き方やお札の入れ方は?
- 祈祷料の相場はいくら?
以上についてご説明いたします。
七五三の祈祷料はどんな封筒に入れる?
七五三の御祈祷料を入れる袋は紅白の蝶結びの熨斗袋に入れます。
上の図のように紅白の水引きが蝶結びになったタイプです。
慶事用の熨斗袋の種類は大きく分けて
- 結び切り
- 蝶結び
の2種類があります。
結び切りは「二度あってはならないお祝い」に使います。
- 病気の退院祝い、快気祝い
- 結婚祝い
などの祝儀に使います。
蝶結びは「何度あっても良いお祝い」に使うので
- 出産祝い
- 誕生祝い
- 入学祝い
こんなお祝いに使います。
七五三のお祝いは「一度きりではない」ので祈祷料の袋には「蝶結び」を使います。
七五三の祈祷料の書き方はどうするの?お金の入れ方は?
七五三の祈祷料の熨斗袋には次のように書きます。
- 蝶結びの水引きの上段=「初穂料」または「御初穂料」
- 蝶結びの水引きの下段=子供のフルネーム
子供2人で同時にご祈祷してもらう場合は2人連名で記入します。
熨斗袋によっては中袋がある熨斗袋もあります。
そんな場合は中袋の正面に「金 〇〇円」と金額を記入し、裏面の左下に「住所と子供のフルネーム」を記入します。
中袋がない場合は熨斗袋の裏面に直接「住所と子供のフルネーム」を書くようにしましょう。
また、お札は新札を用意し肖像画が正面の上になるように入れるのが初穂料の入れ方です。
その他、気を付けることとして金額は旧字体で書くのが正式な書き方です。
これは、「一」「二」「三」などは線を追加することで改ざんできてしまうので改ざん防止の為に正式には旧字体で書くことになっています。
旧字体を一覧にしましたのでご覧ください。
- 一→壱
- 二→弐
- 三→参
- 五→伍(または五)
- 七→七
- 八→八
- 十→拾
- 千→阡
- 万→萬
- 円→円(または圓)
七五三の祈祷料の相場はいくら?
七五三の祈祷料は5,000円~10,000円が一般的な相場です。
最近では祈祷料が決まっている神社が多いので関西の主な神社の祈祷料をまとめました。
参考になさってください。
- 住吉大社(大阪)・・・・10,000円(1人)15,000円(2人)
- 大阪天満宮(大阪)・・・6,000円
- 春日大社(奈良)・・・・5,000円(小祈祷)~100,000円(特別大祈祷)※翌日より100日間祈祷
- 橿原神宮(奈良)・・・・7,000円:撤饌(てっせん・おさがり)授与/10,000円:大撤饌授与/15,000円以上:特別撤饌授与
- 北野天満宮(京都)・・・5,000 円(1人) 8,000 円(2人)12,000 円(3人)
- 湊川神社(兵庫)・・・・7,000 円(1人) 12,000 円(2人)14,000 円(3人)※左記金額以上でご志納
- 生田神社(兵庫)・・・・8,000 円(1人) 12,000 円(2人)15,000 円(3人)
このようにあらかじめ決まっている神社もありますが、地元の小さな神社の場合は明確に決まっていない場合が多いです。
そんな場合でも「5000円以上ご志納」などの目安を示していることの方が多いので予約や問い合わせの際に確認してみると良いですね。
まとめ
七五三の御祈祷料を入れる袋は「紅白の蝶結びの熨斗袋」です。
表書きの書き方は
- 熨斗袋の水引きの上段に「初穂料」または「御初穂料」
- 熨斗袋の水引きの下段に「子供のフルネーム」
を書きます。
また、ご祈祷料の相場は5,000円~10,000円ですが、わからない場合は予約や問い合わせの時に神社に確認してみると良いですよ。
コメント