お歳暮のお礼状の文例と上手な辞退の仕方

お礼状

 

12月になると日頃、お付き合いのある方から1年間の感謝の気持ちが込められたお歳暮が届くご家庭も多いのではないかと思います。

では、お歳暮が届いたそのあとはどうすればいいのでしょうか?

お歳暮には基本的にお返しは必要ありませんが、お歳暮が届いたことと感謝の意を伝える意味でもお礼状を贈るのがマナーです。

では具体的に

  • いつ
  • どんな文面の

お礼状を書けばいいのかを差し出す相手別に文例を交えてご説明します。

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お礼状はいつ出す?タイミングは?

お礼状には

  • 贈り物が届いたことを相手に伝える役割
  • 贈り物をいただい気遣いに対して感謝の気持ちを相手に伝える役割

以上の2つの役割があります。

ですので、お歳暮をいただいたらお礼状は「すぐに」手配しましょう。

あまり遅くなったら相手の方が本当に届いてるのかどうか不安になりますので速やかにお礼をするのが礼儀です。

また、

「どうせすぐ年賀状を出すのでその時に一緒にお礼を書いておこう。」

と、ついでにお礼をすることはとても失礼になります。

お歳暮は12月20日頃までには届くので急いでお礼状を出せば年内には相手に届きます。

仮に年末ギリギリに届いた場合でも、先方に電話で感謝の意を伝えた後にお礼状を差し出せば良いでしょう。

お礼状の文章の構成と順序

お礼状は基本的に以下の順で構成されています。

  1. 頭語
    (例:拝啓、謹啓など)
  2. 時候の挨拶
    (例:寒さが厳しい季節を迎えましたが)
  3. 安否をたずねる挨拶
    (例:皆様お元気でお過ごしのことと存じます)
  4. お礼の文章
    (例:自分も家族も喜んでいることなど)
  5. 相手の体調を気遣う文章
    (例:厳しい寒さが続きますがどうぞご自愛ください)
  6. 結語(敬具、謹白など)

このことさえ意識しておけば色々なパターンに応用できます。

お礼状のひな型(テンプレート)のようなものですね。

以上の構成に自分なりの言葉を追加してオリジナルのお礼状を書くと、より相手に心に響くお礼状になるのではないでしょうか?

では、もっと具体的に文例を見ていきましょう。

お歳暮のお礼状の相手別の文例

お歳暮を贈ってくれた相手が個人的なお付き合いか、ビジネスでのお付き合いかによってお礼状の文面も変わってきます。

代表的な例文を5つご紹介しますね。

例文1:一般的なお歳暮のお礼状文例

一般的な個人のお付き合いの場合下記のように1~6の内容を含んだ文章のお礼状が一般的です。

  1. 頭語
  2. 時候の挨拶
  3. 安否をたずねる挨拶
  4. お礼の文章
  5. 相手の体調を気遣う文章
  6. 結語
拝啓 寒風の吹く日が増え今年も残りわずかとなりましたが〇〇様におかれましてはご健勝のことと存じます。

さて、この度は結構なお品を頂戴しましてありがたく存じます。

いつもながらのお心遣いに恐縮しております。

〇〇様のお陰で、この一年を大過なく過ごすことができましたことを感謝いたしております。

来る年も皆様のご高配を賜りますようお願い申し上げます。

時節柄一層のご自愛の程お祈り申し上げます。

敬具

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例文2:お歳暮のお礼状と次回から断りたい場合の文例

お付き合いが疎遠になってきた場合や、相手の経済的な負担を思いやって次回から気遣いをお断りしたい場合もあります。

お歳暮を贈ってくれた相手に対して「感謝の気持ち」を伝えることと「次回からのお断りの一言」」を含んだ文章にします。

 

拝啓 寒風の吹く日が増え、今年も残りわずかとなりましたが、皆様ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

この度は結構なお品をお贈りいただきまして誠にありがとうございました。

最近はご無沙汰しているにもかかわらずお心遣いをいただき誠に恐縮しております。

これからは季節のご挨拶のお品などのお気遣いなさいませんようにお願い申し上げます。

年末のお忙しい時期ではありますが、くれぐれもご自愛くださいませ。

敬具

例文3:取引会社に対してのお礼状の文例

会社関係(ビジネス)のお礼状の一般的な文例です。

拝啓 歳末の候、貴社におかれましては益々ご隆昌のこととお慶び申し上げます。

さて、この度は結構なお歳暮の品をお贈りいただきまして心よりお礼申し上げます。

このような過分なお心遣いをいただき誠に恐縮に存じます。

弊社は皆様のご厚志にお応えすべく、社業の発展に全力を注いでまいりますので、今後ともご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

甚だ略儀ながら、書中をもちましてお礼申し上げます 。

敬具

例文4:取引先に対してのお礼状と今後はお断りの文例

社内規定で贈答などのやり取りは禁止されているけど、今回はありがたく受け取る場合の文例です。

拝啓 歳末の候、貴社益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

この度は、ご丁寧に結構なお歳暮の品をお贈りいただきましたこと心よりお礼申し上げます。

ご好意をいただいておきながら申し上げにくいことではございますが、弊社ではお取引先様からのご贈答はご辞退させていただいております。

しかしながら、その旨お伝えもしておりませんでしたので、この度はありがたく頂戴させていただきます。

弊社の都合ばかりで心苦しいのではありますが、どうか今後はこのようなお心遣いをされませんよう宜しくお願いいたします。

末筆となりましたが、貴社一層のご繁栄と皆様のご健康をお祈りしお礼とお願いを申し上げます 。

敬具

例文5:取引先に対してのお礼状とお歳暮を返送する際の文例

社内規定で贈答や接待など一切禁止されていて商品を返送する場合の文例です。

相手に送り返す場合でも、運送屋さんが配達してきた時に受け取り拒否はせず一旦は受け取り、手紙を添えて送り返すのがマナーです。

受け取り拒否は相手に対して大変失礼になるのでやめましょう。

拝啓 霜寒の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。

さて、この度は結構なお歳暮の品をお贈りいただき心よりお礼申し上げます。

ご好意をいただきながら誠に心苦しいのですが、弊社ではお取引先様からのご贈答や接待などは辞退させていただいています。

なにとぞご理解のほどお願い申し上げます。

お贈りいただきましたお品物は甚だ失礼とは存じますが、別便にてご返送させていただきました。

誠に勝手なことではございますが、あしからずご了承ください。

略儀ではございますが返送のご連絡とお詫び申し上げます。

敬具

まとめ

お歳暮をいただいたら速やかにお礼状を送ることはマナーです。

また、お歳暮辞退をする場合も、相手との縁を切りたいわけではなく今後も変わらないお付き合いを続けていきたいという気持ちが伝わる文章にしましょう。

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