お歳暮をいただいた相手にはお礼状を郵送で出すのが丁寧で昔ながらのマナーです。
しかし、最近ではメールの方が時間的な遅れがないのでまずはメールでお礼を伝える場合も増えています。
今回は
お歳暮のお礼をメールで送る時の例文を
- ビジネスでの社外への例文
- 上司から部下へのお礼の例文
この2つをご紹介いたします。
お歳暮のお礼をメールでするときの例文
まずはビジネスのお付き合いの中でも取引先へのお礼メールの例文をご紹介します。
お歳暮のお礼のメール ビジネスの社外への例文
会社あてのメールの場合、
最初に
- 相手の社名
- 相手の担当者名(部署、役職がある場合は担当者名の前に書きます)
を書きます。
そして、簡単なあいさつ(「いつもお世話になります」など)の後、差出人の「社名+個人名」を名乗ります。
そのあとにお歳暮をいただいたお礼の本文に入って行けばスムースです。
では早速例文をご覧ください。
〇〇〇〇株式会社
営業部 □□様
いつもお世話になりありがとうございます。
株式会社△△の◎◎でございます。
この度は大変結構なお品をお送りくださいまして
ありがとうございました。
□□様にはいつもお世話になり、
その上にこのようなお心遣いをいただき
恐縮いたしております。
師走の繁忙期、寒さも日増しに厳しくなって参りました。
くれぐれもお身体を大切にご自愛くださいませ。
本来は書状にてお礼を申し上げるところですが
メールにて失礼いたします。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
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〇〇〇〇株式会社 営業部
◎◎一郎
住所:〒000-0000 大阪市中央区〇〇3丁目1-1
TEL:06-1234-5678
FAX:06-1234-6789
URL:https://www.**xxxyyyzzz**.co.jp
Mail:◎◎@**xxxyyyzzz**.co.jp
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手紙と違ってメールの場合は読みやすいように「25~35文字程度」で改行を入れるようにしましょう。
また、署名にも社名、部署名、役職、名前、住所、電話、FAX、URL、メールアドレスなど相手がどの方法でも連絡できるように書ける会社の情報は記しておきましょう。
お歳暮のお礼のメール 上司から部下への例文
次に部下からお歳暮が届いた時のお礼の例文をご紹介します。
部下へのお礼のメールはあまり堅苦しい言葉は使わずにソフトな言い回しの方が自然でいいでしょう。
〇〇君
昨日、お歳暮のハムが届きました。
お気遣いいただきどうもありがとう。
育ち盛りの子供がいるので近いうちに家族みんなでいただきます。
ただ、今後はどうかお気遣いなきようにお願いします。
皆さんにも同じようにお願いしていますので悪く思わないでくださいね。
さて、今年もあとわずかです。
年末に向けてますます忙しくなり
〇〇君の力を借りることもあると思います。
寒さも厳しくなってきますので
体調には気を付けてお互い頑張っていきましょう。
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◎◎一郎
TEL:090-0000-0000
Mail:◎◎@**xxxyyyzzz**.co.jp
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内容は
- 気遣ってくれたことへのお礼や品物に対する感想
- 部下に対する信頼(頼りにしている)の言葉や体調への気遣い
このようにお礼の後に部下に対する気遣いの言葉を盛り込むと、メールをもらった部下もきっと嬉しく思ってくれることでしょう。
また、最近の傾向としては社内での贈答品のやり取りを控える流れがありますので、来年から辞退したい場合は例文の「赤文字」部分を書くと相手にも伝わるはずですよ。
肝心なことは相手を傷つけない、軟らかい言い回しを心掛けることです。
お歳暮のお礼をメールでするときの件名
通常のメールの件名でも
- 〇〇の件
- 〇〇について
などと要件を手短にメール本文に何が書いているかわかりやすい件名を付けます。
お歳暮のお礼メールも同じで内容が一目でわかる件名を付けるのがわかりやすいですね。
【件名 お歳暮のお品をありがとうございました】
これが率直で相手に一番伝わりやすい件名でおすすめです。
気を付けたいのが
- お世話になっています。
- ありがとうございました。
- 恐縮いたします。
など、迷惑メールによくある件名は避けましょう。
せっかくのお礼のメールが未開封のまま埋もれてしまう恐れがあります。
まとめ
メールでのやり取りでは「件名が一番大事」と言っても過言ではありません。
メールをやる人はわかると思いますが広告のメールや迷惑メール、もちろん仕事のメールも含めて1日にかなりの数のメールが流れてきます。
ありきたりの件名のメールはついつい埋もれて見落としがちになってしまいますので
はっきりとお歳暮のお礼であること
を伝える件名にしておきましょう。
本文には感謝の気持ちをきちんと伝えられる内容を書いておきましょう。
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