なら燈花会は1997年から始まった歴史的にはまだまだ浅いイベントですが「古都・奈良」に相応しい、ろうそくの灯がとっても癒されるイベントです。
燈花会は夏の10日間で約90万人もの来場者がある大きなイベントで、2017年には過去最高の97万5000人の来場者数を記録しました。
かなり混雑しているのでは?と思ってしまいますがなら燈花会はストレスを感じるほどの混雑はないので安心して行ってみてくださいね。
燈花会の混雑は?
来場者数だけ見ればさぞかし混んでいるのかと思いますが会場は広大な敷地の奈良公園です。
どこまでを「奈良公園」とするかで違ってきますが東京ドームの150個分ぐらいの面積があるという話も聞きます。
1日の来場者が約10万人になっても、人が分散されてゆったりと「ろうそくの灯」に癒されることができるのが奈良の良いところです。^^
普段の日曜日の「大阪の心斎橋」や「京都の四条通り」や「USJ」や「ディズニーーランド」の混みっぷりになれた人なら燈花会の会場内の様子は混雑とは感じないのではないでしょうか?
下の写真は比較的混雑する東大寺の南側にある「大仏殿」の交差点です。
この交差点は
- 北に行けば「南大門」「大仏殿」
- 東は「浮雲園地」「春日野園地」
- 南は「浅芽ケ原」
- 西へ行けば「奈良国立博物館」
と、各会場に行く人や来る人が交わる中心となる交差点です。
屋台もあるので会場内では比較的混雑しているところですが来場者が分散しているのがお分かりいただけると思います。
それほど混雑というほどではありません。
燈花会は来場者数は延べ100万人弱ですが意外と混雑もなく癒されるイベントです。
燈花会の交通規制は?
なら燈花会が開催期間は会場内で一部交通規制が実施されます。
主な規制は次の範囲です。
≪18:00~21:30に車両通行止めの道路≫
- 「県庁東」の交差点より東側の道路
- 「登大路町」の交差点の東側の道路
※この周辺の道路は「国立博物館会場」「浮雲園地」など主な会場にアクセスするには必ず通る道路ですので交通規制が実施されます。
≪17:00~22:30に車両通行止めの道路≫
- 「猿沢池」の北側の道路・・・屋台が出ている道路ですので通行規制が実施されます。
- 一の鳥居付近から浮見堂会場につながる道路・・・細くて暗い道路です。
≪18:00~22:00に車両通行止めの道路≫
- 三条通り・・・通常規制23:00~翌4:00までは通常規制の車両通行止め
交通規制は状況によって変更になることもあるようですが、基本的に上記のように人通りが多い道路や狭い道路は毎年規制がかかっています。
燈花会の駐車場で穴場は?
燈花会の期間中はどうしても交通量も夕方から徐々に増えてきます。
日が落ちたころには駐車場もほとんど満車状態です。
ただし、満車になるのは大通りに面した駐車場で、裏通りの駐車場は意外なほど空いているときがあります。
- ならまち
- 猿沢池
- もちいどの商店街
この周辺の駐車場はイベントの時でも空車の可能性が比較的高いです。
細い道で行きにくい場所ほど空車になっているのでこの周辺で探してみてください。
空いてるとはいっても慣れないとうまく探せないかもしれません。
そんな場合はより確実に停めるに最初から別の駅周辺に車を止めて電車で移動も検討してみてもいいかもしれません。
おすすめは「近鉄大和西大寺駅」の「ならファミリー」の駐車場があります。
近鉄奈良駅まで2駅ですので選択肢としては良いと思います。
また、電車は通っていませんがミ・ナーラ(旧イトーヨーカドー)からは近鉄奈良駅までバスで15分ほどの距離です。
燈花会の駐車場をわかりやすいようにまとめました。
- 案1・・・「ならまち」「猿沢池」「もちいどの商店街」の周辺に駐車する。
- 案2・・・大和西大寺の「ならファミリー」の駐車場に止めて近鉄で2駅
- 案3・・・ミ・ナーラからバスで近鉄奈良駅まで移動
まとめ
- 燈花会の混雑・・・10日間で約100万人弱の来場者があるが、敷地が広いので体感的に混雑とは思わないレベル
- 燈花会の交通規制・・・人通りの多いメインの道路は規制がかかる。
- 燈花会の駐車場・・・「ならまち」「猿沢池」「もちいどの商店街」の周辺が穴場。「ならファミリー」「ミ・ナーラ」の駐車場の活用も視野に入れておくとよい。
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