夏休みになると子供と遊ぶ機会が多くなってきますが中でもカブトムシ採りは夏の遊びの定番ですね。
今回は
- カブトムシの採れる場所
- カブトムシの採れる時間帯
- カブトムシ採集に最適な天気
をご紹介します。
トラップで大量採集の可能性も!?
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カブトムシの採れる場所
ネット上でピンポイントで地名や場所の名前を公表する事はマナー違反になりますので、ここはあえて一般的に「こんな場所にいるよ」という感じでお伝えいたします。
まず、カブトムシは意外と住宅街の中の公園にいたりします。
カブトムシというと山奥の人が入っていきにくい場所にいるイメージですがそんなことはありません。
具体的には「クヌギ」や「コナラ」「ブナ」などの樹液の出る広葉樹が群生している公園や雑木林ならカブトムシやクワガタがいる可能性はあります。
わかりやすく言うと「ドングリの木」ですね。
まっすぐなキレイな木より凹凸のあるゴツゴツした木の方が樹液が出ていることが多く、木の節の部分に樹液がたまっているようなら期待値「大」です。
また、落ち葉が堆積して木の根元がジメジメしているような場所もおススメです。
このような場所は誰でも思い当たることがあると思います。
秋にドングリを拾いに行くような場所はそのまま夏にはカブトムシがとれる場所になります。
このような場所に心当たりがあっても昼間に下見は必ずしておいたほうが良いです。
カブトムシ採集は基本的に夜なので良そうな場所や危険な場所を把握しておく必要があります。
昼間の下見で樹液が出ていて
- 蝶々
- 蟻
- ハチ
- カナブン
などの虫が集まっている木を発見したら覚えておきましょう。
有望なカブトムシの集まる木の可能性があります。
また、雑木林を歩いていると
- 樹液の発酵したような匂い
- 腐葉土の独特の匂い
が漂ってくることがあります。
カブトムシを飼ったことがある人ならわかると思いますが、カブトムシの飼育ケースの匂い。
あの匂いが林の中を歩いていると「ぷ~ん」と鼻に入ってくることがあります。
その周辺も有望なので本番に向けてチェックしておくと良いですよ。
これ以外の場所でも自然が残る地域なら自動販売機や街灯にカブトムシやクワガタが止まっていることもあります。
これらの虫は光に集まってくる習性があるので珍しいことではありません。
私も以前、山のふもとのガソリンスタンドでノコギリクワガタをつかまえたことがあります。
カブトムシが採れる場所の条件をまとめると
- クヌギやコナラ、ブナなどの樹液の出る広葉樹が群生している公園や雑木林
- 落ち葉が堆積して木の根元がジメジメしているような場所
- 昼間に樹液が出て蝶やハチなどが集まっている木
- 樹液や腐葉土の独特のにおいがする場所
- 自動販売機や街灯など明るい場所にもいることがある
こんな場所があれば夜にカブトムシ採集にトライしてみる価値はありますよ。
また、「ヒノキ」「杉」などの針葉樹の放つ匂いはカブトムシやクワガタは嫌うので採れる確率はほぼゼロです。
カブトムシの採れる時間帯
カブトムシは夜行性の虫で活発になる時間帯は日が落ちたころから日の出までの間です。
時間では
- 20:00~翌朝4:30頃まで
が採集可能時間です。
特にとれやすい時間帯は感覚的に20:00~22:00頃までです。
また、時期としては地域差もありますが関西では7月初旬頃から出始めます。
最盛期は7月中旬~8月初旬頃で、お盆が近付くと徐々に採れなくなってお盆を過ぎると完全にカブトムシが採れるシーズンは終わりになります。
カブトムシ採集に最適な天気
カブトムシが良くとれる天気は
- 雨上がりの蒸し暑い夜
です。
熱気でムンムンして樹液の匂いが立ち込めているような夜は期待できます。
逆にカブトムシ採集に向かない日は
- 雨の日
- 風が強い日
- 涼しい日
こんな日はダメです。
カブトムシは雨や風を嫌うのでこんな日はあまり活動をしません。
また、涼しい日は樹液の匂いがあまりしないのでカブトムシやクワガタの姿を見かけません。
涼しいと樹液が出にくいのかもしれませんね。
とにかくおすすめの天気は「雨上がりの蒸し暑い夜」です。
まとめ
カブトムシの採れる場所は簡単には教えてもらえないので自分で開拓する以外には難しいですね。
それには
- 日々ドングリの木のある場所をチェック
- 当日の昼間に下見をする
この繰り返しで見つけていくのが確実ですね。
ただ、カブトムシがよく採れる木は毎年微妙に変わっていきます。
これは、樹液の出る量が同じ木でも年によって違うからかなぁと思っています。
昨年採れたからと言って今年も採れるとは限らないので日々のチェックで情報収集が基本ですね。
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