お祭りの屋台の定番「射的」の景品を落とすのは難しいのですがこれにはコツがあります。
ほしい景品だからと言って落ちないものはいくらやっても落ちないようにできています。
射的で上手に景品を落とすには
鉄砲の選び方から打ち方までいろんな要素がありますが、玉の詰め方で勢いが全く変わったりすることもあるんですよ。
これらを考えながら的を狙えばきっと上手に落とせるようになるはずですよ。
射的のコツは?
古い時代からお祭りの屋台で何気なく、淡々と繰り返されている射的ですが絶対的なコツがあります。
そのコツとは
- 鉄砲選び
- 玉の詰め方
- 狙う的の選び方
- 的の狙う場所
- 打ち方(撃ち方)、構え方
だいたいこの5つが重要です。
では、順番に見ていきましょう。
射的は鉄砲選びから
射的の鉄砲はレバーを引いた時にたまる空気の勢いでコルク玉を押し出す「空気銃」の一種です。
射的銃の横にあるレバーを引いて銃身内部にあるバネが戻る勢いで空気を押し出してコルク玉を飛ばします。
ですのでバネの硬さについては硬い方が戻る勢いも強く良い銃です。
良い銃を選んだのに飛ぶ勢いがない・・・。
そんな時は「銃内部の部品の摩耗」が考えられるので鉄砲そのものを交換してもらいましょう。
構造的には銃の内部に空気漏れを防ぐためのパッドが付いていて、パッドの摩耗があると空気が漏れてコルク玉は勢いよく飛ばなくなります。
玉の詰め方で差が出る
次に玉の詰め方が重要です。
詰め方というのは「順番」の事です。
- 銃のレバーを引く
- コルク玉を詰める
この順番が逆になって、先にコルク玉を詰めてからレバーを引くと勢いが半減してしまいます。
射的の鉄砲はレバーを引いた時に外の空気をため込むので、コルク玉が詰まった状態でレバーを引くと空気を少ししか取り込めません。
なので「レバーを引く→コルクを詰める」の順番は絶対に守りましょう。
また、コルク玉も形が整った新しいものの方が真っすぐ飛びます。
実際にはコルク玉まで選ばしてもらえないかもしれませんが、「明らかに欠けているもの」は隙間ができて空気漏れで飛びにくくなるので交換してもらいましょう。
射的の狙う景品の選び方
射的で狙う景品を間違えると手ぶらで帰ることになります。
目玉の
- ゲーム機
- 大きいぬいぐるみ
- 家電製品
こんな大物を狙っても絶対に落ちません。
直接目玉の景品を狙わない場合、空き缶に「ニンテンドー スイッチ」とか書いていて期待させますが中身が詰まった缶なのでやっぱり落ちません。
1回の射的でもらえるコルク玉は「5~6発」が相場です。
無難に
- お菓子
- 小さいぬいぐるみ
- フィギュア
など、落とせる景品を狙っていきましょう。
景品の狙う場所
落とせる景品を選んだら落ちやすい場所をねらって撃ちましょう。
落としやすい場所とはズバリ
景品の上部の左右のどちらか
です。
なぜ中心を外して左右のどちらかを狙うかというと、中心だと真後ろに倒れるだけで台から落ちにくいからです。
上部の左右を狙うことで景品が回転しながら台の下まで落ちやすくなります。
射的の打ち方は構え方から
景品の狙いどころはわかったけど、思ったように狙えない・・・。
そんな場合は鉄砲の撃ち方、構え方にコツがあります。
射的場の店主が
「腕を伸ばしてギリギリまで近づけていいよ~♪」
と言ってるのを聞いて
「良いご主人だな~^^」
と思っているあなたはお人よしです。
実は手を伸ばして片手で撃つと安定性が悪くなって微妙に狙いがずれてしまうのです。
では、どんな構え方で撃てばいいのか?
右利き(右手で引き金を引く)の場合は次のように構えます。
≪射的の撃ち方、構え方はこうする!≫
- 両肘は台の上に置いて固定する
- 銃身と的の延長線上に目を持ってくる
- 右手は引き金を
- 左手で銃身を下から支えて安定させる
- 狙いが定まったら引き金を力まずに引く
こんな感じで狙いを定めてずれないように固定して安定させます。
まとめ
射的のコツをまとめると
- 鉄砲選び・・・バネの硬い射的銃を選ぶ
- 玉の詰め方・・・「レバーを引く→玉を詰める」この順番で
- 狙う景品・・・ゲーム機や大きいぬいぐるみは避ける。
- 狙う場所・・・景品の上部の左右の角どちらか
- 撃ち方、構え方・・・両腕で「三脚」を作り銃をしっかり固定。目線は景品と銃身の延長線上に。
これで完璧です。
最後に射的のコツ以前の問題として、景品にオモリを入れていたり明らかに動きがおかしい「的(まと)」がある店があります。
こんな店では遊ばないようにしましょう。
インチキな店は前の客が遊んでいるのを後ろから見ていればわかりますよ。
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