アボカドってなかなか食べ頃のものに出会うのが難しいと思いませんか?
お店で売っているものは青くて硬いアボカドを仕入れて、店頭でだんだんと熟していく・・・。
しまいには熟しすぎて食べ頃を過ぎてしまっているものもありますよね・・・。
ですので店頭に置かれているもので「まさに今が食べ頃」のアボカドに出会えるタイミングって思っているよりも短くて確率的にはかなり低いのではないでしょうか?
いつ出会えるかわからないアボカドを待っているなら自分で食べ頃のアボカドにしてみませんか?
青くて硬いアボカドを買って帰って短時間で美味しく熟成させて家で食べ頃を迎える方法をまとめましたので参考にしてくださいね。
アボカドの食べ頃の見分け方は?
アボカドはどんな状態になったものがちょうどよい食べ頃なのでしょうか?
熟成しすぎているのか、まだまだ食べるには早いのかの判断はまず皮の「色」を見ます。
緑色の場合は、あのアボカド特有のマッタリした食感はなく、まだまだ中身も硬く食べても美味しくありません。
食べ頃のアボカドは
- 全体的に黒く
- 艶やかな張りがあり
- 程よく熟れています
しかし、本当の食べ頃かどうかを判断するには「ヘタ」の部分を見るとより確実にわかります。
では、「ヘタ」のどの部分を見るのでしょうか?
それは、
- 「ヘタ」をさわって軟らかくなっているか?
- 「ヘタ」の周りに少し隙間ができているか?
この2つのポイントを見て判断します。
また、お店で買ってはいけないアボカドは
- 色が黒くても「張り」「ツヤ」がなく皮がシワシワなもの
- 「ヘタ」がとれそう、またはとれているもの
このような状態のものは熟れ過ぎているので注意してくださいね。
こんな熟れ過ぎのものを買うなら緑色で硬いアボカドを買って家で追熟(ついじゅく)しましょう。
アボカドを追熟!すぐ食べたいときの3つの方法
追熟とは収穫後の果実を一定期間置いてやわかくしたり甘みを増したりする処理の事です。
スーパーの野菜コーナーで緑色のまだまだ硬いアボカドしか売っていなかった場合は家に帰ってから追熟させましょう。
すぐに食べたい場合は電子レンジで追熟
一番短時間で熟させるには電子レンジがおすすめです。
ラップをせずに1~2分様子を見ながらチンしてください。
一番手っ取り早くやわらかくする方法ですが、やはり自然に熟すのとは違い旨味や甘みの点で少し物足りないように感じますね。
時間をかけて熟したアボカドの方が味の面では勝っているとは思いますが急いでいる方は「チン」しましょう。
リンゴやバナナと一緒に保存
リンゴやバナナと一緒に保存すれば熟成が進みます。
リンゴやバナナから出る「エチレンガス」はアボカドの熟成を促す効果があり一緒に袋に入れて保存しておくと美味しく早く熟成が進みます。
保存の際はリンゴまたはバナナとアボカドを紙袋に一緒に入れて「エチレンガス」を逃がさないように封をしてくださいね。
エチレンガスが多い方が早く熟しますので急ぎの場合はたっぷりのリンゴやバナナと一緒に入れてください。
また、ポイントは「常温」で保存してくださいね。
アボカドだけを紙袋や新聞紙に包んで保存
リンゴやバナナがない場合でも紙袋や新聞紙にアボカド単体で包んでおくだけで早く熟します。
これはアボカド自身から発生するエチレンガスによって熟成が進むのです。
ですのでエチレンガスが逃げないようにしっかりと包みましょう。
まとめ
アボカドはグラタンなど火を通しても美味しいですが、やはり
- サラダ
- お寿司
- お刺身
など生で食べるととても美味しくていつでもいただきたい果物ですよね。
最後にアボカドの熟成のさせ方をまとめておきますね。
- 電子レンジで「チン」・・・1~2分様子を見ながら。スピードは◎ただし旨味の点で△
- リンゴやバナナと一緒に保存・・・エチレンガスが熟成を促します。
- アボカドを新聞紙で包む・・・アボカド自身のエチレンガスで熟成を促します。
エチレンガスでの熟成は買って帰ってその日の晩ごはんに間に合うかどうかは微妙ですが確実に熟成スピードは速くなるのでタイミングを見てベストの状態で調理してくださいね。
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