あさりの砂抜きの時短は50度洗いが有効!失敗には原因があるよ!

お湯に浸けたあさりを揉み洗い

あさりの砂抜きの簡単な時短方法に「50度洗い」というのがありますがご存知ですか?

テレビで話題になった方法です。

お風呂の快適な温度が42~43度ぐらい。

50度のお湯と言ったら相当熱いお湯で感覚的に「熱湯風呂」のイメージです。

あさりが生きられる温度ではないはずなので、本当かどうか確認したくて実際に手順通りにやってみました。

結果は「50度洗いできれいに砂が抜けていました。」

実は成功したのは2回目にやった時で最初に試した時は失敗したんですね。

でも、勘違いしてやり方を間違えていただけだったので

  • 成功した50度洗いの方法
  • 失敗した50度洗いの方法

以上の両方をご紹介いたします。

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あさりの砂抜き、時短の方法!

テレビで話題の「あさりの砂抜き50度洗い」という方法をおススメします。

まず、今回試したあさりですが普通にスーパーで売っていた砂抜きをしていないあさりです。

このあさりは砂抜きしないと「ジャリジャリ」するのは最後に書いている失敗例で実証済みです。

まず、成功した時短方法ですが次の手順で実験しました。

 

あさりの砂抜き、時短の方法はこの手順
  1. 50度のお湯をあさりが完全に沈むぐらいのたっぷりの量を作る
  2. そこにあさりを投入して3分間待つ
  3. 3分後、あさり同士をこすり合わせるように「ガシガシ」洗う。
  4. 最後に水で全体を流せば出来上がり

 

以上の手順ですが全ての工程を合わせても5~6分で砂抜きが完了します。

通常なら5~6時間かかるところなので本当に手軽ですね。

で、実際にこんな簡単な方法で砂が抜けるのか?

今回は16個のあさりで実験しましたが次のような結果になりました。

 

  • 14個は完全に砂が抜けていた
  • 2個は「ガリッ」と砂が入っていた

 

普通に砂抜きしてもたまに砂が入っているのでこの結果は砂抜き成功ということでいいと思います。

ではその手順を写真と動画で説明いたします。

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あさりの砂抜きは50度洗いの手順と方法

今回使ったスーパーで買ってきた砂抜き前のあさりです。

スーパーの砂抜きまだのあさり

普通の塩水に浸けただけでは何の反応もありません。

お湯に浸ける前のあさり

50度のお湯を用意します。

給湯器の設定で50度にできることが多いと思いますので特に難しいことはないです。

あさりの50度洗いのお湯

50度のお湯に浸けた直後に「にゅ~っ」とあさりが顔を出してきました。

これはヒートショック現象といって急激に高温にさらされて身を守ろうとする行動だそうです。

この時、水分をめいっぱい吸い込んで身を殻から押し出してきます。

この状態で3分間待ちます。

あさりを50度のお湯に浸ける

そして3分後、強めに殻と殻を「ガシガシ」とこすり合わせます。

この時に汚れや砂を一気に吐き出していきます。

実際にやってみると見てる間にお湯が濁っていくのがわかります。

お湯に浸けたあさりを揉み洗い

そしてお湯からあさりを出して水で洗えば砂抜きの完了です。

この間わずか5~6分です。

普通は5~6時間かかりますので驚異の時短法です。

あさりを水で流す

50度洗いの済んだお湯です。

お湯からは、なんとなく貝のにおいがするのでダシが出てしまったのではと一抹の不安が残りましたが・・・。

あさりで濁った水

酒蒸しでいただきましたが良いダシが出て美味しくいただきました。

16個中2個だけ砂が抜けていませんでしたが合格の範囲内かな、と思います。

あさりの酒蒸し

次の動画は15倍速のタイムラプスで撮影しました。

  • 50度のお湯・・・3分
  • 手でガシガシ揉み洗い・・・1分
  • 水洗い・・・サッと適当に

約5分の一連の流れを20秒の動画にしました。

手もみ洗いしているうちにお湯が濁っていく様子がわかりますよ。

 

あさりの砂抜き、50度洗い失敗の原因は?

実はあさりの「50度洗い」を成功する前に一度失敗しています。

失敗した時の手順を書いておきますので参考にどうぞ。

 

あさりの砂抜き50度洗いの失敗例
  1. 50度のお湯を準備する
  2. 表面を洗ったあさりを50度のお湯に投入
  3. そのまま20分・・・
  4. 酒蒸しにして食べる・・・
  5. ほぼ全部のあさりに砂が入っている・・・失敗
  6. しかも、身はスカスカで全てのダシが出た「でがらし」のようだった。

 

失敗した原因ですが大切な工程が抜けているんですよね。

殻と殻を「ガシガシ」とこすり合わせる工程がスッポリ抜けています。

しかも20分も50度のお湯にあさりを浸けていたもんですから最後の方はグッタリとしてピクリとも動きませんでした・・・。

身からダシが全部抜けた状態になっていたようです。

なぜ「ガシガシ」する工程が大切かというと、貝の砂は身の中にあるだけではなく貝殻の隙間にもたくさん入ってるそうです。

この隙間の砂を出すためにも「ガシガシ」する工程は欠かすことができないのです。

この「50度洗い」の方法を知って最初に参考にしたやり方がどうやら失敗例だったらしく、当然の結果だったんですね。

まとめ

あさりの「砂抜き50度洗い」は

  • わずか5分程度でしっかり砂抜きができた。
  • 味も普通に砂抜きした時と変わらず良いダシが出ていた。

という結論ですが、今回の実験はあくまでもスーパーで買ってきた砂抜き前のあさりで得た結果です。

潮干狩りで採ってきたばかりの砂をたくさん含んでいる貝でどんな結果になるかは不明です。

もし、潮干狩り直後のあさりやハマグリで試した方がいらっしゃったら下のコメントで教えていただけたら幸いです。

なかなか最近潮干狩りに行く機会がないので・・・。

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