カメムシの駆除に苦労する前に「寄せ付けない方法」は無いものか・・・。
カメムシの種類も多すぎて、すべての種類に万能ではないとは思いますが私の家の庭に雑草のごとく生えている「ミント」。
ミントが雑草のように増え始めてからは確かにカメムシに悩まされることが減ったのは事実です。
中でも
- ペニーロイヤルミント
という種のミントは忌避効果が高く、防虫対策に採用している農家もあるとか・・・。
ミントの忌避効果を利用したカメムシを寄せ付けない方法をご紹介します。
カメムシを寄せ付けない方法
カメムシは暖かくなるとどこからともなく発生して家の壁や洗濯物、網戸などにいつも間にか張り付いています。
臭いだけではなく、カメムシの種類によっては庭の草花にも害を及ぼすので本当に迷惑です。
カメムシを「見つけて駆除」も大事ですが、そもそもカメムシを寄せ付けない方法を考えたほうが手っ取り早いし合理的ですよね。
カメムシに対して忌避効果の高いものに
- ハーブ
- 唐辛子
- ヨモギ
などがあります。
中でもハーブは防虫作用があり繁殖力が高いのですぐに成長して増えていきます。
カメムシ対策の忌避剤として特に有効なハーブをご紹介します。
カメムシの忌避効果の高いハーブは?
ハーブといっても
- ラベンダー
- バジル
- ミント
- タイム
など、いろんな種類があります。
中でもミントに含まれる「メントール」の香りがカメムシも含む多くの虫に対する忌避効果が高いといわれています。
ミントにも
- ペパーミント
- スペアミント
- アップルミント
など色々あります。
特にペニーロイヤルミントという種類はカメムシ対策に効果的だそうで、防虫対策に採用している農家もあるそうです。
ただし、このミントは毒性があるので食用として口にしたり、虫よけスプレーにして肌に付けたりしてはダメです。
あくまでもカメムシなどの防虫対策として栽培するようにしましょう。
もう一つ、「ペニーロイヤルミント」について注意することは、ミント全般に言えることですが繁殖力が非常に強いので庭に地植えをする場合は気を付けてください。
地面を這って広がっていき根を張っていきますので、最初は鉢植えで様子を見てから徐々に増やす方が安心です。
鉢植えにしたペニーロイヤルミントを網戸や玄関など出入り口付近に置いておくと、人が出入りしたスキにカメムシが家の中に入る確率も減るかもしれませんね。
関連情報>>>カメムシの対処法!洗濯物や網戸に卵が!どう処理する?
カメムシの忌避剤の作り方
ミントを栽培する場所も手間もイヤ!という方にはミントの成分を抽出した「ハッカ油」を使って防虫スプレーを作ってみては?
薬局で揃う材料なので気軽に作ることができますよ。
材料は次の3つです。ハッカ油は水に混ざらないのでエタノールを使います。
- 精製水・・・90ml
- エタノール・・・10ml
- ハッカ油・・・20~40滴(効果を見ながら調整します)
全て薬局でそろうので手軽に作れます。
以上の分量を混ぜてスプレー容器に入れて使います。
網戸や玄関周りの壁にスプレーして屋内への侵入を防ぎます。
スプレーはあくまでも補助的な役割ですので気になるところに「シュッ」としておけばいいですよ。
また、衣類などの洗濯物への直接のスプレーは色落ちなどの可能性もあるので控えてください。
まとめ
今回はハーブ(ミント)を利用したカメムシを寄せ付けない方法をご紹介しましたが、我が家で栽培しているミントはスペアミントです。
最初(いつだったか忘れましたが)ホームセンターでミントのポットを1つだけ買ってきました。
ミントの繁殖力を知らずに地植えをしたのですが、もはや雑草並みでそこら中から生えてきています。
おかげでカメムシは我が家ではあまり見かけなくなったのは少なからずミントの効果があると信じています。
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