我が家ではペットの犬がいるので除草剤はできるだけ使わずに雑草駆除をしています。
でも、ラウンドアップの有効成分グリホサートは有害物質が土壌に残らない安全性が確認されているので比較的安心して使えます。
(※一応、庭の中でもペットの遊ぶエリアには使っていませんが。)
今回は雑草駆除のタイミングだったのでラウンドアップの効果のほどを写真付きで公開いたしました。
使用前→使用後の経過がわかりやすく表れていますのでご覧ください。
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ラウンドアップの効果は?
ラウンドアップの効果を見るために散布当日と散布後1週間の写真を比較していますのでこのページの下の方で見ていただきます。
その前にラウンドアップについて簡単に説明しておきます。
まず、除草剤には大きく分けて次の2種類があります。
- 茎葉処理剤
雑草が大きく成長した状態で使うと効果的で、直接雑草の茎や葉に薬剤を散布します。
そうすることで茎葉から薬剤を吸収して根まで枯らしていきます。
茎葉処理剤はすでに育ってしまった雑草を駆除するのに効果的
- 土壌処理剤
雑草が生える前の土壌に散布して土の中にある雑草の根や種子に影響を与えて発芽を抑制させるタイプの除草剤です。
土壌処理剤はこれから生えてくるかもしれない土壌に散布して抑制するのに効果的
今回使った除草剤のラウンドアップは「茎葉処理剤」タイプの除草剤になります。
そして、ラウンドアップには3種類のタイプがあります。
- ラウンドアップマックスロード・・・薄めて使う希釈タイプ
- ラウンドアップマックスロードAL・・・そのまま使うタイプ(基本タイプ)
- ラウンドアップマックスロードAL2・・・そのまま使うタイプ(基本+速攻タイプ)
- ラウンドアップマックスロードAL3・・・そのまま使うタイプ(基本+速攻+持続タイプ)
我が家で使っているのは「ラウンドアップマックスロード(希釈タイプ)」です。
希釈タイプの良いところは
- 通常は100倍に薄めて使っても効果があるので経済的
- 頑固な雑草でも高濃度で使えば効果がある
要するに「ALシリーズ」よりも経済的なので我が家では希釈タイプを使っています。
さて本題の効果があるか否かですが写真で見てください。
散布後、1週間でこれだけ枯れています。
この状態はまだ完全に駆除が済んでいるわけではなく、ここから数日で根まで完全に薬剤の有効成分が吸収されて文字通り「根絶やし」にします。
写真の倍率はほとんど同じですがこれだけしょぼくれています。
下記の写真は枯らしたくない草花と雑草が隣接している場合の散布結果です。
写真の上半分の白い花と大きな葉っぱ(クリスマスローズ)は枯らしたくなかったので薬剤を散布していないので枯れていません。
写真の下半分は雑草なので薬剤を散布したので枯れ始めています。
ラウンドアップは直接散布した草花以外は枯らすことがないので
- 枯らしたい雑草
- 枯らしたくない草花
を分けて処理することができます。
ラウンドアップはスギナも効果的に駆除
ラウンドアップはしつこいスギナも希釈倍率を25倍にすることで効果的に駆除できます。
散布方法はジョウロで散布するより噴霧器で散布するほうが効果的です。
噴霧器の方が水滴が細かくなるのでより葉っぱに定着しやすいから少量の薬剤で済むので経済的です。
これも写真があるので載せておきます。
スギナのように強害雑草に対しては「マックスロードALシリーズ」よりも希釈タイプの方がおすすめです。
場合によって濃い液を作って駆除することもでき効果を調節することができます。
「マックスロードALシリーズ」はそのまま使えて便利ですが、希釈タイプの方が計算上は約5倍の面積に散布できて経済的です。
ラウンドアップは雨が降っても大丈夫
今回、4月21日に散布して、4月24日晩から25日夕方まで雨が降りました。
散布後、3日もたっていたので雑草は除草剤の成分を充分吸収していたのでなんら影響はありませんでした。
実際には散布後1時間以上経過したら除草剤としての効果はあるようです。
歴代製品は散布後6時間以上経過しないと雨に流されて効果がなくなっていましたが、ラウンドアップマックスロードは1時間で雨の影響を受けないように改善されています。
まとめ
- ラウンドアップは「茎葉処理剤」タイプの除草剤
- 雑草駆除には直接「茎葉」に薬剤を散布する
- マックスロードの希釈タイプは雑草の種類によって25倍~100倍の濃度で使う
- マックスロードALシリーズより希釈タイプの方が経済的
- スギナ駆除は希釈タイプを25倍の濃度で散布
- 雨が降っても1時間経っていたら除草剤としての効果は損なわない
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