子供のころ、乗り物に乗ると条件反射的に酔っていた子ってクラスに必ず1人や2人いませんでしたか?
実は私がその必ず酔う子供だったんです。
バスに乗って遠足に行くときは朝から酔い止めの薬に、戻したときのために大量のティッシュを携帯していました。
ではなぜ人は乗り物に酔うのでしょうか?
特に子供に車や乗り物に弱い人が多いのはなぜ?
原因を知って対策や治し方を探っていきましょう。
乗り物酔いの原因は?
急発進、急ブレーキなど不規則な動きが多い乗り物ほど気分が悪くなって頭痛や吐き気がして唾液の分泌が多くなって最後には
「オゲェ~~」
となってしまいますよね。
これは、不規則な動きによって三半規管や前庭という体のバランス感覚をつかさどる器官が刺激されて自律神経や平衡感覚の乱れを起こし乗り物酔いの症状が引き起こされるそうです。
また、においなどによる不快感によって酔ってしまうかもしれないという不安感が乗り物酔い(車酔い)を引き起こす原因の一つになっているともいわれています。
確かに私が子供のころ、遠足のバスの排気ガスのにおいや車内のバス特有のにおいを嗅いだ時に
「ヤバイ!!今日もダメかも・・・。」
と不安になっていたものです。
また、朝から乗り物酔いの薬を飲むほど気にしていたので自己暗示にかかっていたのかもしれませんね。
大人より子供の方が三半規管が未発達なため、より乗り物酔いしやすい傾向にあるそうです。
乗り物酔いの治し方!効果的な克服方法は?
進行方向を予測したり遠くの景色を見たりする
乗り物酔いは社内で本を読んだりスマホをしたり、移動中に手元を見ている時に起こりやすいです。
実際は移動しているので体には遠心力などがかかっているのに、頭では手元しか見ていないので止まっていると錯覚してしまう「感覚のズレ」が乗り物酔いの原因になります。
実際に自分で車を運転していて酔った人の話は聞いたことがありませんよね。
運転中は常に車の動きを無意識に予測しているので頭と体の間隔のズレ(錯覚)は生じないので酔うこともありません。
ですので、進行方向を見て車の次の動きを予測したり、遠くの景色を眺めることによって自分がどんなスピードでどこを走っているのかを把握して頭と体の情報を一致させることができ酔いにくくなります。
車酔いや船酔いには冷たい氷を食べる
冷たい氷を食べるだけ・・・。
これだけで酔いがさめる画期的な方法だそうです。
実はオーストラリアのダイビングショップで船酔い撃退法として実際に行われている方法だそうです。
氷を食べるのと似たような方法で、以前、テレビのバラエティー番組「探偵!ナイトスクープ」で「船酔いが一瞬で治る方法」として放送されていました。
沖縄のダイバーに伝わる方法らしく、首筋と股間に冷水をかけると船の上でぐったりとしている人が一瞬にして「シャキッ」となっていました。
この頭の近くを冷やすことで乗り物酔いによって崩れたバランスを整える効果があるそうです。
まとめ
冒頭でもお話ししたように子供の頃は本当に乗り物に弱い子でした。
遠足のバスでは必ず一番前の席に座っていました。(笑)
※バスは一番後ろの席がエンジンやタイヤが近いので振動が激しく酔いやすいという理由です。
でも、大人になって自分で運転するようになってからは、いつの間にか乗り物酔いをすることもなくなってきましたよ。
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