ペルセウス座流星群は8月12日~13日に活動する「三大流星群」の内の一つです。
夏の天体ショーが見える大阪からのアクセスが良い関西のおすすめの観測スポットをご紹介します。
実際に電話確認をしている場所で毛を紹介していますので渋滞具合なども詳細にお伝え出来ます。
大阪から1時間の「フォレストパーク神野山」やもっと近い「生駒山麓公園」などを含む5カ所を詳細にご紹介します。
また、
- ペルセウス座流星群観測の持ち物
- ペルセウス座流星群の上手な見つけ方
もあわせて紹介いたします。
ペルセウス座流星群観測スポットin関西 おすすめ5選
ここに紹介した施設は実際に電話で現地の係の人に
- 混雑状況
- 駐車場に停めることができるか
などを確認しています。
普段の時は「おすすめのスポット」でもペルセウス座流星群のようなイベント時は渋滞で現実的におすすめできないスポットは省きました。
- 和歌山の「みさと天文台」
- 兵庫の「猪名川天文台」
もネット上の評判も良く候補にあげましたが確認したところ道幅も狭く駐車場のキャパ以上の来場者があるので天体イベントがあるような時は渋滞で身動きがとれないそうなので避けた方が無難です。
ここに紹介しているスポットは当日でも駐車可能なところを厳選しています。
ただし、テレビで紹介されたり等して急に混雑する場合は想定外なので事前に確認してから行けば安心です。
では、確認済みのおすすめスポットを紹介いたします。
曽爾高原 奈良
奈良県と三重県の県境に接する村で、秋にはススキのスポットとして人気の曽爾高原も天体観測には最高のロケーションです。
大阪から約2時間と距離はありますがその分、空気も澄んでいてペルセウス座流星群を観測するにはもってこいです。
天の川も見える天体観測には素晴らしいスポットです。
西の空は大阪方面の街の灯りがかすかに反射しているので東か南北方向が条件としてはより良いです。
曽爾高原温泉「お亀の湯」がありナトリウムー炭酸水素塩温泉でお肌に良い美人の湯として人気の温泉です。
生駒山麓公園 奈良
アスレチックやテニスコートなどでにぎわっている運動公園です。
施設内は人工の灯りも少なくて生駒市や奈良市から天体観測をするのに行きやすくて便利な場所です。
ただし、駐車場の入出庫が6:30~22:00なので22:00以降に観測をしたい場合は施設内の宿泊施設に泊まる必要があります。
ロッジやオートキャンプ場もあるので宿泊してのペルセウス座流星群の観測がおすすめです。
予約は3か月前から(生駒市在住の市民は4か月前から)できます。
ペルセウス座流星群の出現する8月中旬は比較的混雑もなく大阪市内からも30~40分で行けるのでおすすめの穴場です。
ただし、大自然の山奥ではないのでプラネタリウムのような満天の星空ではないので「気軽に行ける距離」という前提で行くにはおすすめです。
兵庫県立大学西はりま天文台公園 兵庫
日本国内最大の望遠鏡「なゆた」で有名な兵庫県立大学西はりま天文台公園は芝生広場に寝転がってみることもできるのでかなりおすすめのスポットです。
雄大な自然の中にポツンとある天文台なので条件が良ければ感動するほどの想像以上の流星に出会える確率はかなり高いと評判です。
通常は21:00にチェーンがかかる駐車場もペルセウス座流星群の当日は24時間開放してくれます。
渋滞状況もかなりの混雑が予想されるものの第三、第四と臨時時駐車場を開放してくれるので人出のわりには何とかなりそうとのこと。(係の方に確認済みです。)
大阪から約2時間弱です。
高野龍神スカイライン鶴姫公園 奈良
高野龍神スカイラインの途中にある鶴姫公園は標高1000mほどの場所にあるので夏場でも10度以下になることもあるので防寒対策は必須です。
冬場は積雪で通行止めなどになることが多いので「三大流星群」を見るなら夏のペルセウス座流星群ですね。
駐車場は「公園前駐車場」「頂上駐車場」の2カ所ありどこからでも夜空を遮るものはありません。
日本でも有数の天体観測地として天体写真ファンに人気のスポットです。
フォレストパーク神野山(こうのやま) 奈良
関西屈指の星空スポットとして人気です。
アクセスも大阪から1時間程度なので気軽に訪れることができます。
名阪国道沿いの山の中にあるので夏には天の川も見えます。
夏には「地上の天の川」鍋倉渓ライトアップも実施されているのでデートにもおすすめです。
森林科学館の駐車場は9:00~16:00までの入出庫なので第2駐車場に駐車して観察します。
第2駐車場(約30台)は24時間入出庫可能です。
ペルセウス座流星群観測に便利な持ち物と服装
季節は夏といえども星がきれいに見える山頂のしかも夜間に外で観察するわけですからTシャツに短パンに・・・というわけにもいきません。
今回、電話で確認した際に担当者の方が口をそろえておっしゃったのが
「夏でも寒いので防寒対策は万全にしてください」
という事でした。
服装は長袖長ズボンは必須ですが、ウインドブレーカーやダウンジャケットなどの防寒着も持っていきましょう。
暑ければ着なかったらいいだけなので余分に用意した方が安心です。
では、流星観察に便利な持ち物を紹介いたします。
- 懐中電灯
- 方位磁石
- 腕時計
- 星座早見盤
- レジャーシート
- 寝袋
- 折り畳みチェア
- 飲み物、お菓子など
このようなものがあれば便利です。
天体観測は基本的に灯りのない暗い場所が向いているのでちょっとした移動の時の為に懐中電灯がなければ歩きにくいし危険です。
方位磁石、腕時計は星座早見盤を使うときに必要になるのでセットで持参します。
星座早見盤と星空を照らし合わせてみればわかりやすいし小学生の自由研究のネタとしても活用できますので必須ではありませんがあったら良いかもしれませんね。
星座早見盤はスマホのアプリでもありますが、周囲が真っ暗な中スマホの液晶画面が光っているのも迷惑なので、このようなアプリは大勢が集まるような天体イベントの時は使わないようにするのがマナーです。
地面が湿っている場合もあるのでレジャーシートは寝転がって夜空を見るときに下に敷きます。
寝袋も夏場と言えども山間部の冷え込みは想像以上で必須ではありませんが寝転がる時にあると便利なアイテムです。
折り畳みチェアも同じく楽な姿勢で観賞するためにあれば便利です。
最後に飲み物やお菓子も持参したほうが良いです。
基本、山の中なのでコンビニやスーパーはもちろん自動販売機もないような場所が多いのであらかじめ準備していきましょう。
ペルセウス座流星群の上手な見つけ方
流れ星は願い事を言ってる間もなくスーッと消えていくものです。
その時間はわずか1秒程度でちょっと目をそらしている間に消えていきます。
流星の上手な見つけ方ですが、流星群は「この方角!」といった特定の位置に流れているものではなく空全体を眺めるようにした方が見つけやすいといいます。
レジャーシートを敷いて寝そべった状態で見ると良いですね。
気を付ける事といえば
- 街灯り
- 街灯
- 月明り
といった明るい光がある方向からできるだけ離れた空を見ると流星を見つけやすくなります。
まとめ
ペルセウス座流星群は夏の天体イベントの目玉になる流星群でしかも夏休み中ということもあり人気スポットはかなりの混雑が予想されます。
- 曽爾高原
- 生駒山麓公園
- 兵庫県立大学西はりま天文台公園
- 高野龍神スカイライン鶴姫公園
- フォレストパーク神野山(こうのやま)
以上の5か所は駐車も可能な観測スポットですので関西で夏のペルセウス座流星群観測を予定されている方は候補に入れてみてください。
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