日本三大祭りの1つ大阪の天神祭りフィナーレを彩る「天神祭奉納花火」が毎年7月25日にダイナミックに打ち上げられます。
例年約130万人もの人出がある天神祭りでその混雑は相当なもの。
花火開始前の18時30分頃の写真と混雑のピークの当日の写真を交えて
- 天神祭の花火の混雑状況
- 天神祭の花火の打ち上げ場所
- 天神祭の花火の穴場スポット
をご案内いたします。
天神祭の花火の混雑状況は?
天神祭奉納花火は
- 毎年7月25日
- 時間は19:30~21:00頃
上記の日程で打ち上げ花火を中心に約5000発の花火が奉納されます。
雨天の場合中止になることもありますが、18時30分には開催の有無が決定しますので当日に確認してください。
気になる混雑状況ですが百聞は一見に如かず、写真でご覧ください。
天神祭りの奉納花火の打ち上げ会場に近い「源八橋(げんぱちばし)」の様子です。
源八橋は打ち上げ場所からも近いので天神祭りの花火観覧場所としては人口密度が最も高くなるスポットです。
一番上の写真が18時30分頃で、まだ明るくて人もまばらです。
通行にもなんら問題がありません。
毎年18時から交通規制がかかり自動車が通行止めになります。
この時間以降、だんだん人が増えていきます。
次の写真が19時10分頃です。
あたりが薄暗くなり、すでに橋の上は「人、人、人」で移動すら困難な状態です。
そして、19時30分から花火が夜空を彩ります。
写真は小さくて見えにくいですが、橋の上は満員になっています。
写真でもわかるように18時30分から19時までの30分間で橋の上がいっぱいになるので源八橋でいい場所を確保しようと思えば「18時30分過ぎ」からスタンバイしておくといいですよ。
天神祭の花火の打ち上げ場所は?
天神祭奉納花火の打ち上げ場所は
- 大川の東岸の「桜ノ宮公園会場」
- 大川の西岸の「川崎公園(造幣局横)会場」
の二地点です。
天神祭の花火の穴場スポット
天神祭りの穴場スポットのご紹介です。
天神祭りの花火は飛行機の航路上にあるのであまり高く上げることができません。
しかも、街の中での開催のため高層ビルが邪魔をして見える場所がほぼ川沿い限定となっています。
川沿い以外の公園や広場などからでも花火見物ができる場所はありますが、ここは正攻法で川沿いを中心にご案内します。
源八橋の橋の上
上記の混雑状況の写真でご案内しました源八橋です。
花火打ち上げ場所の桜之宮公園から最も近い橋ですので、花火の臨場感は他の橋と比べても一番の迫力です。
前述したとおり、18時30分頃から待機しておけば良い場所を確保できます。
天神祭りの「船渡御(ふなとぎょ)」を見物しながら待機しておけば開始までの1時間など意外とすぐかもしれませんよ。
花火が始まると移動が困難なのでトイレなど事前準備はしっかりと済ませておいてください。
OAPタワー周辺&OAPレジデンスタワー半円形の広場
打ち上げ場所は川の対岸、目の前なので迫力ナンバー1のポイントです。
観覧場所としては一等地なので混雑は必至です。
シートなどでの無人の場所取りは禁止されているので早めに行って確保することをおススメします。
毛馬桜之宮公園の桜之宮橋北側エリア&桜之宮橋
川沿いの公園ですのでこの周辺一帯から花火が見えます。
打ち上げ場所は桜之宮公園と川崎公園の2か所ですがこの場所からは両方の花火を見ることができます。
川沿いの公園エリアは南北に4キロの公園でどこからでも花火は見えます。
屋台もたくさん出ているのでお祭り気分は充分味わえます。
但し、人出も多く混雑は覚悟して出かけましょう。
川崎橋の東側
打ち上げ場所から少し離れているので比較的すいています。
ゆっくり花火を観賞したいのであればおすすめのポイントです。
花火の打ち上げ時間中は川崎橋は通行止めになりますので対岸に行きたい場合は隣(西側)の天満橋を渡らなければなりません。
他にも大阪城の天守閣の北側の広場から大川方面が見えますので花火も観賞できます。
ただし、かなり遠いところで花火が上がっているイメージなので臨場感を味わいたいのであればおススメはできません。
また、あべのハルカスや梅田スカイビルからも小さく花火が見えますが、それこそ「花火がたまたま見えた」というレベルですので花火目的の場合はやはり大川の川沿いがおススメです。
まとめ
天神祭りの花火は
- 高層ビルが建ち並び大阪市内
- 飛行機の航路なので花火を高く上げられない
という条件から花火全体を見ることができるのは「川沿い」ということになります。
花火としてはかなりの制限がありますが、天神祭りは「船渡御」も一緒に楽しみながら花火も見える贅沢を味わうこともできるので人気の高い花火大会なんです。
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