友人、知人が怪我や病気で入院してしまったら、何はともあれお見舞いに行って早く良くなってくれるように元気づけたいですよね。
でも、お見舞いって意外と行くことがないのでどう対処したらいいか迷ってしまいますね。
お見舞いにもルールやマナーがあるので最低限、そこを守ったうえでどんなお見舞い品が喜ばれるか、いろんな角度から見てみました。
また、自分の家族が入院した時の体験も少しですが書いていますのでよかったらご覧ください。
お見舞いのマナー!訪問するタイミングや時間はいつがベスト?
患者さんは突然の怪我、病気のため心の準備をする間もなく入院してしまった人が多いのではないでしょうか?
普段は仲のいい気が置けない友達でも、デリケートになっていることがあるかもしれませんのでいろんな面で配慮することが大切です。
そんな状況でのお見舞いのタイミングですが、入院直後や手術直後などは避けた方が無難です。
お見舞いのタイミングは入院後・手術後4~5日
私も家族が突然の骨折で入院した時、手術直後に元気づけようと思って面会に行ったら
「静かにして・・・。」
と言われてしまいました。
まず、手術直後で麻酔が切れかけていたらしく、身の置き所がないぐらい不快な感じだったそうです。
なので、受け答えするのも億劫で、という状況だったそうです。
幸い、家族だったから「静かにして・・・。」で済んだのですが、やはりこの状況で他人にお見舞いに来られたら患者もつらいですよね。
手術直後に限らず、入院直後は体調も不安定で身の回りがバタバタとした状況なので落ち着いてから見舞った方が良いと思います。
病状にもよりますが目安として、「入院後」「手術後」の4~5日はあけた方が無難です。
その際は、付き添いの家族の方に面会が可能かどうかを確認するのがマナーです。
お見舞いの時間は?面会時間のルールとマナー
では、時間は何時ごろがベストでしょう?
病院にもよりますが、午前中は「起床~朝食~検査~リハビリ」などスケジュールが詰まっていることが多いので面会は避けた方が良いです。
正午過ぎも昼食の時間と重なるので避けましょう。
以上の時間を避けると面会時間にベストとなるのは14:00~16:00頃となります。
ただし、病院によって面会時間が異なりますので事前に確認して規則に従ってお見舞いをしましょう。
また、お見舞いの時間は長くても30分ぐらいで帰るのがマナーです。
なんといっても相手は病人(怪我人)です。
体力的に負担になるような見舞い方は避けましょう。
喜ばれるお見舞い品を選ぶポイントは?
お見舞い品についてですが、入院している状況や年齢、性別にもよると思いますので一概には「これが良い」というのも難しいですね。
長患いの長期入院をしている場合は、1回きりのお見舞いではさびしいでしょうし、かといって毎回手土産を持参されても見舞われる方にとっても負担になってしまいます。
この場合は、定期的に顔を出し、雑誌や本などを手土産にするのが負担にならずに喜ばれるでしょう。
怪我などで大体の退院までのスケジュールが予想できるような場合は、2000円~3000円ほどのお菓子やジュースなどが定番です。
お菓子は生菓子など消費期限の短いものは避け、日持ちのする物が喜ばれます。
日持ちのするお菓子やジュースなら後々にお見舞いに来た人にも振舞えますので便利です。
また、親しい間柄で好みがわかっていて事前にリクエストがある場合など音楽CDやDVDビデオなどは退屈しのぎにもってこいです。
お見舞金の相場と袋のマナーは?
相手によってはお見舞金を渡すケースもあると思いますが、この場合以下の金額が一般的な相場です。
- 友人・・・3000円~5000円
- 職場関係・・・3000円~5000円
- 親戚・・・5000円~10000円
お見舞い金を包む袋は
- 紅白の結び切りの水引で熨斗の付いていない袋
を使います。
熨斗とは本来はお祝い事で使う袋なのでお見舞いには熨斗(のし)が付いていない袋を使います。
また、水引の種類も「蝶々結び」「結び切り」とありますが、「結び切り」は2度あってはならない事に使います。
お見舞いは2度も3度もするような事になってほしくないですよね。
ですので、お見舞いの時には結び切りを使います。
熨斗のマナーについてはこちらに詳しく書いていますよ
>>>のし紙と掛け紙の違いは?水引の由来や種類も紹介!
まとめ
お見舞いのマナーは患者の気持ちや体調を最優先に考えて見舞われる方の負担になるような事は避けるのが原則です。
また、患者本人だけでなく付き添いのご家族も看病などで疲れがたまることが多いので気遣って接します。
いずれにしても入院中はお見舞いに来てもらったら嬉しい事に違いはないのでマナー良くお見舞いをしたいですね。
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