お中元でつまらないものですがはあり?手渡しの挨拶とマナー

お中元につまらないものですが

お中元などの贈り物を手渡しする際に「つまらないものですが」と言って渡しますよね。

相手が喜びそうなものを一生懸命選んでいるのになぜ「つまらないもの」なのでしょうか?

この表現は日本人独特のへりくだった言い回しなのですが、

最近では

  • へりくだりすぎ
  • もっと素直な表現はないのか?

などの意見も多くなってきているようです。

では、

  • 「つまらないものですが」はあり?
  • 手渡しする時に適切な言葉は?
  • 手渡しする時のマナー

以上をわかりやすくまとめましたので参考になさってください。

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お中元を渡す時、つまらないものですがはあり?

「つまらないものですが」には

  • 自分の立場を低くして相手の立場を高める「謙譲」の意味
  • 「受け取る側に気を使わせまい」とする日本人独特の心遣い

が込められています。

敬語としては間違いではありませんが、どうしても「堅苦しくて他人行儀」な印象がありますよね。

whyなぜ?また、日本人なら言葉の意味も汲み取って理解できますが、日本語を学び始めたばかりの外国人には恐らく通じないでしょう。

  • 「なんで、つまらないものをくれようとするの?」
  • 「そんなに自分の贈り物に自信がないのですか?」

と、混乱の原因になるかもしれません。

ですので「つまらないものですが」は決して間違った表現ではないのですが、相手によっては誤解を生んでしまうことも考えられます。

特に2020年の東京オリンピックを機に日本も益々外国の方たちが増えてきます。

できれば別の表現を使い慣れておいたほうが良いのかもしれませんね。

 

 

お中元を手渡しする時の挨拶は?

では「つまらないものですが」に代わる別の言い方をざっと挙げてみました。

 

手渡しの時の挨拶
  • いつもお世話になっています
  • 珍しいものが手に入りましたので・・・。
  • 私の地元でも評判の〇〇です。
  • 〇〇がお好きとお聞きしましたもので・・・。
  • 心ばかりの品ではございますが・・・。
  • ほんの気持ちですが・・・。

 

他にも

「たいしたものではありませんが」ということもできますが「つまらないものですが」と、さほど変わらないので今回はおすすめから外しておきました。

ちなみに面白い動画を見つけたのでご紹介しておきますね。

このお父さんのように「大したもんじゃないかぁ~~」とわかってくれればいいんですけどね。

お中元を手渡しする時のマナーは?

最近でこそ宅配便でお中元を送るのも一般的になりましたが、宅配便が普及する前は手渡しするのが礼儀でした。

いざというときに、お中元を手渡しする場合の手順も覚えておいて損はありませんよ。

アポイントについて

  • 訪問する際はあらかじめ相手先の都合を確認しておきます。
  • 訪問時間は昼食や夕食の準備に忙しい時間帯は避けます。

手渡しする時の手順について

 

和室の場合の手渡しの手順
  1. まず、正座をしてお中元の品物を下座(入り口側)に置きます。
  2. 次に贈答品を自分の正面に置きます。
  3. 風呂敷から贈答品を取り出します。風呂敷を再びたたんで下座に置きます。この時はまだ贈答品の向きは自分のほうを向いています。(熨斗紙が自分の方から読める向きです。)
  4. 次に贈答品を180度回転させて相手側に向きを変えます。
  5. 最後に言葉を添えながら両手で差し出します。

※最近では紙袋で持参することが多くなっていますので「風呂敷」の部分を「紙袋」に置き換えた手順で進めてくださいね。

お中元を手渡しする時のマナー

 

洋室やオフィスなどの場合

立ったまま手渡ししても問題ありません。

この時、紙袋や風呂敷から贈答品を取り出して相手方に正面を向けて渡してください。

また、風呂敷や紙袋は「埃除け」の意味がありますので、そのままテーブルの上に置くのはマナー違反です。

 

まとめ

言葉は時代とともに少しずつ変わっていきます。

昔の常識が通用しない場面も少なからず出てくることもあると思います。

「つまらないものですが」には

「立派なあなたの前では私が最大限の誠意を込めて選んだ品も“つまらないもの”になってしまう」

という謙遜の意味が込められているので決して失礼ではないのですが、それも“相手に理解してもらってこそ”ですよね。

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