4月1日は1年に1度、嘘をついても許される日「エイプリルフール」です。
小学生のころはこの日が楽しみでどんな嘘をついてやろうかと色々ネタを仕込んでいたような記憶があります。
昔は単純にウソをついてもいい日というルールしかなかったはずですが、現代のエイプリルフールは「午前中だけウソをついてもいい」という時間のルールがあるようです。
では、この時間軸のルールは
- いつ
- どこで
出来たルールなのでしょうか?
また、他にもルールやジンクスのようなものがあるのか調べてみました。
エイプリルフールの3つのルールと1つのジンクス
エイプリルフールのルールには次のようなものがあります。
- 嘘をついてもいいのは4月1日の午前中だけ
- 午前中についた嘘はその日の午後にネタばらしをする
- 笑える嘘をつく、シャレにならない迷惑な嘘はダメ
- ついた嘘は1年間叶わない
嘘をついてもいいのは4月1日の午前中だけ
エイプリルフールに嘘をついていいのが午前中だけというルールは元々イギリスのある記念日が発祥らしいのです。
イギリスでは5月29日に「オークアップルデー」というイギリスの国王に忠誠を誓う日があり、午前中だけ「オーク=樫の実」を衣服に着けて過ごすというお祭りが行われます。
オークを付けていないものは責められたりからかわれたりするそうですが、午後からはおとがめなしになるといわれています。
4月1日のエイプリルフールが午前中だけウソをついてもいいというルールは、実際にイギリスなどヨーロッパでは採用されている国があり、このルールがいつの間にか日本のエイプリルフールに組み込まれたのではないかと言われています。
この情報もツイッターなどSNSの発達で
「エイプリルフールに嘘をついていいのは午前中だけ」という“嘘”が拡散したのではとの話もあります。
だから昔は「午前中だけ」というルールがなかったのですね。
午前中についた嘘はその日の午後にネタばらしをする
もう一つ、
「午前中だけ」の続きのルールがあります。
それは「午前中についた嘘はその日の午後にネタばらしをする」というルールです。
そもそも「午前中だけ嘘OK」のルールも日本では最近はじまったことなので「ネタばらしは午後」も後付けのルールですが、ネタばらしするタイミングがつかみやすいのでこの点に関しては合理的ですね。
昔はウソをつきっぱなしで日付が変わってたのでネタばらしのきっかけとしてメリハリがあっていいかもしれませんね。
笑える嘘をつく、シャレにならない迷惑な嘘はダメ
このルールは一番大事なルールで、ウソのつき方でその人のユーモアのセンスが試されるのではないでしょうか。
この日だけは企業も大掛かりな「嘘=ジョーク」の宣伝やキャンペーンを展開しているケースもありますが、
- 一目見てウソとわかるようなもの
- 騙されても笑って許せるもの
- 誰も損しないし傷つかない
と、誰にも迷惑が掛からない事が前提になっています。
エイプリルフールについた嘘は1年間叶わない
最後に「エイプリルフールについた嘘は1年間叶わない」というルールというよりもジンクスがあります。
このジンクス、ある意味怖いですよね。
「彼女ができたんだよーー!!」
や
「宝くじに当たったんだよーー!!」
や
「ダイエットに成功したんだよーー!!」
など、叶えたいことは口にしないでおきましょう。
叶えたいことは「ネタ」として言わない方が無難ですね。
まとめ
そういえばドラえもんのアイテムで「ウソ800」というアイテムがありましたね。
言ったことが全てウソになる薬で希望していることと逆に事を口にして、この薬のおかげでのび太君とドラえもんが・・・。
とても感動的なお話でしたね。
ネタばれになるのでこのお話を知らない人は「ウソ800」でググってみてくださいね。
とにかく、1年に1度のエイプリルフールには楽しく笑える嘘で盛り上がれればいいですよね。
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