岸和田だんじり祭りは大阪の岸和田で毎年9月と10月に開催される全国的にも有名な秋祭りです。
7月に行われる大阪天神祭りは日本三大祭りの一つとして有名ですが、
大阪天神祭りを「静の祭り」とするならば岸和田だんじり祭りは激しい「動の祭り」と言っても過言ではありません。
岸和田だんじり祭りは1703年(元禄16年)に当時の岸和田藩主の岡部長泰が五穀豊穣を祈願して行ったのが始まりとする説があります。
また、1745年(延享2年)に町方の茶屋新右衛門が今の岸城神社の夏祭に提灯を掲げたいと藩主にお願いして許可されたのが始まりとする説もあるそうです。
今年も季節は秋なのに夏よりも熱い熱気の岸和田だんじり祭りのおすすめ観覧ポイントをご案内します!
2017年岸和田だんじり祭日程は?
岸和田だんじり祭りは9月祭礼(浜側)と10月祭礼(山側)がありパレードや有料の観覧席があり有名なのは9月の浜側の方の祭礼ですね。
9月の方がメジャーで混雑するので比較的ゆっくり観覧したい場合は10月に見に行くのも一つの手だと思います。
今年の日程は以下のようになっています。
2017年9月祭礼曳行日程
【試験曳き】
9月3日(日曜日)、9月15日(金曜日) 時間:午後2時~午後4時
【宵宮】
9月16日(土曜日) 時間:午前6時~午後10時
【本宮】
9月17日(日曜日) 時間:午前9時~午後10時
2017年10月祭礼曳行日程
【試験曳き】
10月1日(日曜日) 時間:午後1時~午後5時
【宵宮】
10月7日(土曜日) 時間:午前6時~午後10時
【本宮】
10月8日(日曜日) 時間:午前7時~午後10時
岸和田だんじり祭り!おススメ観覧場所はここ!
だんじり祭りの一番の見せ場と言えばやりまわし ですね。
4トン以上もある大きな「だんじり」をものすごいスピードで走って直角に方向を変える様は危険と隣り合わせでヒヤヒヤするけど圧巻です。
簡単そうに操作しているように見えるのもテクニックなんでしょうね!
その「やりまわし」が見られるおススメの観覧場所は以下の場所です。
カンカン場
岸和田カンカンベイサイドモールの南側。有料の観覧場所があるのはここ「カンカン場」だけです。
有料観覧席があるほど人気の観覧スポットで岸和田だんじりと言えばこの場所は外せません。
混雑は覚悟しないとダメですが迫力満点のやりまわしが観覧できる場所です。
有料の観覧席は「チケットぴあ」で販売しています。
人気ですので早めの購入をおすすめします。
小門・貝源
道がものすごく細い分、大きなだんじりが勢いよくやりまわしをするので迫力あるやりまわしが観覧できるポイントです。
狭くて人気の場所なので混雑は必至です。
ちなみに「小門・貝源」は地名ではなく、この角にある家の名前です。
こなから坂
2日目(本宮)の午前に岸城神社に宮入のために15町のだんじりが必ず通るので人気の場所です。
坂を一気に駆け上がってくる迫力満点の光景が見られるのもこの場所のおすすめポイント。
宮入り前のやりまわしを観るならここは外せません!
岸和田天神宮
こちらも2日目(本宮)の午前に6町のだんじりの宮入りが観覧できます。
岸和田駅前
宵宮のパレードで22町のだんじりが一同に会します。
駅前通り商店街のアーケードを一気に駆け上がる様は圧巻です。
パレードは午後からですが人気の観覧スポットのため午前中から場所取りをしないと中々いい場所で見るのは難しいので早めの確保がベストです。
ちなみに脚立や踏み台に上っての観覧は禁止されているので注意しましょう。
岸和田だんじり祭り おススメ観覧ポイントマップ
まとめ
岸和田のだんじり祭りはご存知の通りものすごく激しい祭りで観覧者側も油断していると事故に巻き込まれる可能性は否定できません。
なので、観覧する場合は参加者の一人になったつもりで気を引き締めて係員の指示に従って行動してくださいね。
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